青砥・新鎌ヶ谷停車型のスカイライナーに補助愛称の提案
京成「スカイライナー」は11月26日のダイヤ改正から、日暮里-空港第2ビル駅間ノンストップ速達型のほかに、青砥と新鎌ヶ谷停車型を設定しました。
列車の愛称はどちらも「スカイライナー」で、号数も両者一体で順番に振る形を踏襲しました。
列車愛称と号数を見ただけではノンストップ型か、青砥・新鎌ヶ谷停車型かを判別することはできません。
常磐線特急では、上野-水戸間ノンストップ速達型を「ひたち」、主要駅停車型を「ときわ」とし、列車愛称で分けています。
中央線「あずさ」「かいじ」も同様です。
南海の関西空港線では速達型を「ラピートα」、主要駅型を「ラピートβ」としています。
「スカイライナー」もノンストップ型と主要駅型とで判別しやすくすれば、それも乗客サービスの一環と言えます。
では、「スカイライナー」にはどのような区別愛称がよいでしょうか。
簡単な方法は「スカイライナー」の愛称はそのまま1種類だけとし、青砥・新鎌ヶ谷停車型は、号数に100を加えることです。
具体的には「スカイライナー」11号、17号、23号(以下、略)が青砥・新鎌ヶ谷停車型なので、この列車を111号、117号、123号とします。
100号以上なら青砥・新鎌ヶ谷停車、99号以下ならノンストップ型で判別するものです。
しかし100号以上が青砥・新鎌ヶ谷停車という数字(号数)判別法は、実効性としてはあまり期待できないと思います。
そこで青砥・新鎌ヶ谷停車型の列車名を「『ブルー』スカイライナー」としてはどうかと提案します。
『ブルー』は青砥の「青」に通じるものであり、空の青、スカイライナー電車の車体色イメージとも共通性があります。
「ブルースカイライナー」ではカタカナが余計に長く(多く)はなってしまいますが、かつての「トワイライトエクスプレス」よりは短く、「成田エクスプレス」と比べても読み仮名では1文字差です。
語感としては人それぞれと思います。
成田空港へノンストップ最速列車で行きたい人は「スカイライナー」、青砥・新鎌ヶ谷乗降の人と、成田空港へのノンストップ最速に必ずしもこだわらない人は「ブルースカイライナー」として棲み分け、利用者に分かりやすくするのはいかがでしょうか。