2022.11.20-21 そろそろの予感と自覚…都営5300形と京成3400形に寄り添う休日④ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

京成3400形3418Fを見送り、都営5300形5320Fを出迎えた京成成田駅。

またここから、乗り鉄を再開していく。


5番線の改札付近の天井の、和の意匠。

いかにも成田山の門前らしい趣。

しかし、ゆっくりする暇はなく、13:04に発車。

今年2回目の、都営5300形での成田空港への小旅行。


しかも今回は、運行番号01Tで成田空港行きの表示。

ダイヤ改正後は平日・土休日とも01Tで成田空港行きの設定はなくなったため、5300形による

01T運用の成田空港行き運行は、今のところこの日が最後となっている。


13:14、成田空港に到着。


引退まで刻々と近づいているはずなのだが、周囲はまだ静かだ。

成田空港駅ホームの閑散ぶりが、なお寂しさを募らせる。


2回目の成田空港駅。

これが本当に、5300形での成田空港への最後の訪問になってしまうのだろうか?


およそ15分の折り返し時間は、ゆったり穏やかに過ぎていく。


先にスカイアクセス線経由の5500形発車を見送り、4分遅れて13:29に発車。


前回ここで見た時は、快速高砂行きだった。

今回は、都営浅草線を走破するロングランである。


軋みながら定刻通りに成田空港を発車し、ほとんど乗客がいない中を動き出した。

空港第2ビルでそれなりの乗客を迎え入れたものの、賑わいにはほど遠い。


また京成成田に戻ってきても、それは変わらず。


かつての賑わいとはほど遠く、まだまだ厳しいことを実感しながらの移動行。


京成津田沼まではひたすら各駅に停車し、ローカル輸送に徹して乗客を拾う。

こうでもしないと、現状の京成本線は厳しいということだろうか。


宗吾参道で乗務員は交代し、京成佐倉では時間調整。

コツコツと乗客を拾っては降ろし、を繰り返し、地域のローカル輸送に頑張る姿は健気だった。

その姿に、今更ながら愛着を感じつつ、やがてまた眠魔が自分に…