千葉県のアイデンティティの9割を占めるであろう房総半島、小湊鐵道といすみ鉄道によって横断鉄道が維持されています。
しかし沿線の過疎化やレジャーの多様化による観光客減少の影響を受け、特にいすみ鉄道は全国的にも厳しい赤字ローカル線です。
2006年度には1億2700万円もの赤字で、2008年から2年間の収支検証期間の結果次第で存廃を決める方針まで立てられました。公募により民間から社長を選び、観光客流入に力を入れたことで収支状況を改善、現在まで存続しています。
鉄道ファンに頼った形ではなく、普通列車に乗車しまして、単純なローカル線としてのいすみ鉄道の魅力をお伝えできればと思います。