軽井沢駅の保存車両 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。



 ようやく人が動けるようになったこの秋、政府のキャンペーンの後押しもあって、観光地は賑わっていたようだ。
 当ブログにしばしば登場するOさんも「大人の休日パス」を利用して、信州で温泉めぐりをしてきたとのこと。旅先での画像を頂いたので、ありがたく紹介させていただく。
 まずは、軽井沢駅に静態保存されている車両を。1997年に北陸新幹線が開業(当初は通称、長野新幹線)したことにより、激変したのが信越本線。横川駅から軽井沢駅までのアプト区間は廃止となり、軽井沢駅から篠ノ井駅までは第三セクター「しなの鉄道」に移管されたことは周知の通り。
 新幹線ホームの建設で軽井沢駅は橋上駅舎となり大変身を遂げたが、趣のある旧駅舎は少し移設されて保存されている。そして旧信越本線のホーム跡には、碓氷峠で活躍した新旧の機関車が静態保存されている。EC40形とEF63形だが、C形の電気機関車は極めて珍しい存在だ。

 旧駅舎の前には、草軽電気鉄道の機関車も保存展示されている。特徴あるL形の車体は一度見たら忘れられない強い印象を残す。ちなみに我が母親は、子供の頃に草軽に乗ったことがあるそうだ。
 軽井沢駅の旧駅舎は記念館として整備されて有料で公開されていた。一階には鉄道資料などが展示され、二階に上がるとかつて貴賓室だった部屋の見学も出来たのだが、残念ながら2017年に閉館してしまった。
 せっかくなので、以前に自分で撮っていた画像を。


 上の2枚は記念館として開館していた時代の撮影だ。駅舎裏から展示用ホームにつながっており、EF63形もこんな感じで佇んでいた。
 その後、旧駅舎の建物はしなの鉄道が借り受けて再整備され、現在の形になっている。