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JR九州のワンマン特急あそ号に乗る 熊本~宮地~豊後竹田 大きな明太子弁当

2022-12-06 07:04:21 | 2022年の旅行記(国内旅行)
ともかく熊本駅に戻るのは間に合った、予定の20分くらい前に戻れた。となれば昼時の列車に乗るので駅弁が必要でしょう。



ということで肥後よかモン市場に入る。ここなら駅弁ではなくても地元特産物が入った美味しい弁当でも調達できるのは間違いないだろうというわけだが、おあつらえ向きな店がちゃんとあるものだ。



「おべんとうのヒライ」とあり、だいたい400円台から600円位がメインだが800円、1,000円くらいの駅弁風料理弁当の用意もある。検索すると地場の総菜業者とあり、静岡の天神屋みたいなものかな。それで一度は800円の弁当にしようと思ったがちょっとボリュウムが…。500円の弁当に決めた!



乗るのは11時51分発宮地行き〈あそ1号〉、豊肥本線を大分まで抜けようと思います。とにかく災害で止まりやすい路線で、最近も熊本地震で阿蘇~肥後大津が復旧するのに4年余りかかっている。その間にも台風などでほかの区間が不通になったり復旧したり。でも廃止にしないのは観光路線として見込めるからでしょうね、肥薩線はそれが見込めないのでしょう。とくに問題のない人吉~吉松くらいは再開してもいいのにスイッチバックだらけで手間暇かかるから?



指定席するも5割程度の乗車率、自由席も同じくらいかな。四国から譲渡されたキハ185の2両編成で九州お得意のワンマン特急。つまりは車掌が乗っていません。



車掌はいないが案内係が乗務して車内改札はあるというはなしも聞きますが、この列車に限って言えば運転士以外の乗務員はみえません。定刻通りに発車するも特急なのに停車駅ばかり。新水前寺に水前寺、武蔵塚に光の森と快速並みの停車駅。



ともかく弁当を食べましょう!酒は弁当屋では売ってないので駅構内のファミマで。



今回の弁当はずばり「大きな明太子弁当」。てんこ盛りのご飯の上に明太子がどーんとあるのに惹かれてしまいました。おかずも具だくさんで豊富なので酒のアテにもなるんですよね。明太子がもうちょっと辛いと嬉しいけども、そんなに辛いのは弁当には無理か。道中の車窓から大型クレーンが何台も立ち並んでいるのが見えた、ニュースにもなったTSMCの工場建設現場でしょう。そのため熊本空港への鉄道延伸は肥後大津から延伸するほうが費用対効果が高いという判断になったそうですね。あと、熊本空港と言えばコロナが無かったらラオス航空がビエンチャンから定期便を就航させる予定でしたね…。

列車は立野に停まりスイッチバック運転を開始、ここは運転士がエンド交換するんですね。でないと後退距離が長すぎて危険か。…長さはわかりませんが姨捨とはわけが違う。





阿蘇大橋が崩落したのもそのまま保存なんですね。道路の真ん中に噴火口ができた国道230号みたいなものだ。乗客の半数以上は阿蘇で下車して宮地へ。



3分接続で豊後竹田行に乗換、この旅で初のキハ125でかなりのくたびれが見えます。残ってた客の殆どが乗り継いだ。しかしこのワンマン特急、熊本方面行きで肥後大津から先のICカード対応区間ともなれば特急券買わずに乗って来て熊本駅でそのまま改札出る人が多そうだ。車掌いないんだから分からない。



宮地~豊後竹田は県境を越えることもあって数時間列車が無いこともザラ。豊肥本線を乗ろうとするとどうしてもネックになる区間、そのぶん車窓はいいんですよね。隣のボックスでは妙齢の鉄子が写真撮るのに余念がない。



九州で最高標高駅の波野。標高は754メートルあるが、波野はオウム真理教で有名になったという影な部分もある。オウムが拠点を作ろうとしたのを追い出したのには成功したが、数億円もの追銭を払ってしまい活動資金を与えたようなものだ。





豊後竹田で降りて観光しよう。



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