撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪急 正雀(2022.12.4) 京とれいん 6354F 回送

2022年12月05日 23時54分26秒 | 阪急
昨日、阪急京都線 正雀駅で正雀車庫から出庫する京とれいんの6300系を撮りました。
1枚目は、正雀車庫の構内を徐行する6354の回送です。
標識灯が両側ともキッチリ点灯されていています。



2枚目は、正雀駅2号線に隣接する1号線と呼ばれる車庫線に向かう6354です。



3枚目は正雀駅で並んだ、左側の2号線から出発する大阪メトロ堺筋線 66906の回送、右側は車庫線を徐行する6454です。



4枚目は、車庫線に停車する6454です。



12/17のダイヤ改正で、大阪梅田~京都河原町駅間で運行している観光特急の内、6354Fにより運行されている快速特急A「京とれいん」の運行が取り止めとなります。
6354Fが直ちに引退するのかは分かりませんが、定期運用で見ることができるのは来週末の2日間が最後となります。
10月に12月のダイヤ改正が発表されて以来、ダイヤ改正で見ることができなくなる車両、運用を撮ってましたが、ようやく「京とれいん」を撮りました。

6300系は1975~1978年に京都線の特急用車両として8両編成×8編成が登場し、1984年には通称6330形の8両編成×1編成が増備されています。
片側2ヶ所の両開扉を両端に寄せ、扉間に転換クロスシートが配置された独自の設計です。
また、側面窓は2800系でも採用されていた2連式の一段下降窓を配置されています。
塗装はマルーンを基本に、初めて屋根肩部分にアイボリーを入れて特急車としてのイメージを強調されていました。
8000系以降の新造車ではアイボリー塗装は標準となり、後に6000系、7000系、5000系リニューアル車も塗装変更が進み、阪急伝統のフルマルーン塗装は少数派となってます。

2003年に3扉クロスシートの9300系が登場して以降、特急運用からは徐々に引退し、本線運用は2010年1月をもって一旦終了し、2月に6350Fが引退記念運行として特急運用に充当されたのを最後に、本線での8両編成の運行は終了しました。
2009年に6351~53Fの3編成は中間車4両が脱車されて4両編成化され、クロスシート部の横2列+1列化などのリニューアル改造が行われて嵐山線に転属しました。
6354Fは中間車2両が脱車されて6両編成化され、内装は京都の町家のイメージで改装され、外装は品の良い金色、銀色のラッピングが施されて、2011年3月から快速特急「京とれいん」として運行が開始されました。
2019年1月からは十三駅へのホームドア設置に伴い、ドア位置の異なる「京とれいん」では客扱いが不可能となることから、「快速特急A」という新しい列車種別が設定さて十三駅は通過扱いとなり現在に至ります。


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