こんばんは、快速特急令和ウエスト53号です。


2019年にリニューアルの為に、尼崎の阪神車両メンテナンス(元武庫川車輌工業)へ入場した山陽5000系5006F→5703Fについて取り上げます。


山陽5000系5006Fは1986年7月4日に3両編成として竣工し、1989年5月27日に5503というT車の中間車が竣工し、4両編成となった。


2000年10月3日には5030系の中間車の5237と5253を増結して6両編成となって、直通特急として山陽姫路〜阪神梅田(現:阪神大阪梅田)間を走り回って現在に至る。


東二見車庫(2018年イベント時に撮影)にて、懐かしい特急|阪急六甲行を表示。


直通特急として走り回った18年目の2019年にリニューアル入場。2020年に試運転できるまでに完成した。


尼崎車庫内で構内試運転をし、本線試運転を経て営業運転に就く


ーはずだった。


2020年7月のニュースに取り上げられたように、構内試運転をしている時に、尼崎車庫の車止めに乗り上げた。


阪神車両メンテナンスから川崎重工へ修理へ運んだ。ところが修理不能と判断されたためか、窓を塞いでいる状態などと手付かずの状態となっていた。


その2年後の2022年3月31日に神戸寄りの前4両が廃車となり、5・6両目は改造待ちとなった。

その関係で東二見へ返却陸送された。


現在は使える部品を取るために部品取りの状態となった。リニューアルして早々廃車とは未だに信じられません(T_T)


5703になるはずだった、5006の現状。尼崎で乗り上げた状態が今も生々しく残る。前の帯が剥がされ、元の帯の跡が残る。


5603は割と綺麗な状態だが、小さな部品が助手席にあるなどと倉庫と化してる状態。


5253は割と綺麗。


しかしパンタグラフと転落防止幌が撤去されている。


5703×-5803×-5503×-5237×-5253-5603


×=廃車


残された5253-5603はこのままでは使い道がないので、何かしらの改造をして本線復帰をお祈りします。


荒井付近で事故にあった、山陽5030系5630Fのように奇跡の復活が叶わなかったのが残念でした。