東武佐野線・葛生駅 栃木の駅をぐるり25 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

この時間は、栃木県内の駅をめぐります。

本日は、東武佐野線の終着駅、葛生葛生駅をご紹介します。

写真は,平成10〜20年代撮影のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。

また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。

では,最後までごゆっくり!

 

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栃木の駅をぐるり、現在は東武鉄道の駅をご紹介しています。本日は佐野線の終着駅、葛生(くずう)駅です。
 
まずは駅舎から。
支線の終着駅なので、3セクの末端駅のような小さな駅ではと勝手に妄想していました。
立派な駅舎です。平成26年建築です。それまではどんな駅舎だったのか気になるところです。
 
駅前は川を挟んで小さな集落があります。
ただ、葛生の中心地は、ここから北側に向かって広がっているので駅のある場所は葛生の入口・端っこといえるかもしれません。
 
現在は佐野市の一部となっていますが、葛生は、江戸時代から石灰の産出で栄えた街で、当時は渡良瀬川、利根川といった水運を利用して江戸に運ばれていたのだそうです。
近代に入り、佐野線がその役割を担っていたのでしょうが、現在は、鉄道輸送も無くなってしましました。
 
では駅舎に入ってみましょう。
時間帯限定だそうですが有人駅となっています。
 
改札はカードリーダーが置かれているだけです。
 
ホームに向かいましょう。
終着駅ですが、頭端部分に駅があるのではなく、館林方向からホームに上がります。
 
1面1線の棒線駅です。
ホームは広く、上屋の支柱は木製です。
 
駅名標です。
 
末端方向から乗ってきた列車と構内を撮影しました。
側線がたくさん残っていて、貨物輸送が華やかだった頃の名残が感じられます。
これでも構内の半分以上はソーラーパネルが設置され線路が撤去されています。
 
末端部です。
以前は、この先に貨物線が伸びていて周囲の鉱山から石灰を運んでいたようです。
Googleマップで見ると、その廃線跡はかなりの距離で、ちょっとした引き込み線という程度のようなものではなかったようです。
 
 
側線やソーラーパネルのスペースだけでなく、こうやって空き地になっているスペースもたくさんあって、何か利用価値がないものかと思ってしまいます。
 
館林方面をみたところです。
架線の設置状況から見ると本線のほか、2線は現役っぽいです。
 
葛生駅の手前の佐野線の様子です。
この辺りもかつては複線だったのかそれとも貨物専用線があったのか敷地が広くなっています。
廃線跡を探訪してみるには楽しめるエリアかもしれませんが、現在でも採石会社の敷地となっている部分が多そうなので気をつけて訪問したいものですね。
 
 
(平成30年5月訪問)
 

 

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