路線バス(高速バスを含む)だけを使って夫婦で西国三十三所を巡礼しています。
~~~~~~~~~~~~~~~
次の札所は竹生島の宝厳寺。妻と2人で彦根から船で向かうことにします。この巡礼は路線バス(高速バスを含む)と徒歩だけで旅をすることにしていますが、竹生島へ行くには船に乗るしかありません。
自宅(大阪)から彦根までの移動の話、それと彦根駅前で名物の近江ちゃんぽんをいただいた話は別の記事に書きました。よかったらそちらもご覧ください。
彦根駅から港へは観光船運航日の土曜日曜祝日に限り無料のシャトルバスがあります。乗り場は彦根駅西口の6番。駅西口の近江鉄道のビル前にバス乗り場が並んでいまして、6番は一番奥に位置しています。駅前ロータリーからは見えにくい場所なので、何も知らずに駅前に立つと迷うかも知れません。
このバスは路線バスではありませんが、船便のために運航会社が乗客用に仕立てた乗り物(空港で言うと搭乗口から飛行機までのバス)ということで、使ってよいことにします。
ちなみに、観光船運航日の平日は駅から港までタクシーに乗り、タクシーの領収証を乗船券うりばで提示すれば、乗船料が3割引きされます。
私たちが乗る船は彦根港12時出航の便。それに合わせて11時30分発のバスがあります。乗客は4人だけです。近江鉄道バス・湖国バスと同じ塗色の車両が乗り場に到着しました。
では、シャトルバスに乗車します。私が座った座席ではこれまで多くの人が手すりにしっかりつかまって来たためか、手すりが取れてしまっていますね(笑)。
バス前方には
「オーミマリンの観光船ご利用のお客様専用でございます。一般の方の乗車は固くお断りいたします」
という注意書きがあります。昔は観光船乗り場だけでなく亀の井ホテル(旧かんぽの宿)の送迎バスも兼ねていて、一部の便は彦根ビューホテルを経由して米原駅まで運行されていました。そのころは「一般の方お断り」の掲示物は無かったと思います(私が気づいていないだけかもしれませんが)。当時、誰でも使えるものと解釈して、北陸方面へのバス乗り継ぎ旅でこのシャトルバスを利用しました。
▲当時(2014年9月訪問)の記事です。
バスは駅前通りを真っすぐ進み、護国神社前で右折します。左手には彦根城のお掘が見えます。
船町で左折してお掘に沿った道を進みます。彦根城の天守がよく見えますね。この近くに近江高校があるはずなんですが、よくわかりませんでした。近江高校は今年(2022年)の甲子園で、春は準優勝、夏はベスト4まで進みました。特に春の大会は開幕予定日前日に繰り上げ出場が決まってのことですから、なんだかドラマを見ているようでしたね。
バスは彦根港の観光船乗り場に到着。
観光船利用の人だけではなくサイクリングの人もたくさんいます。三連休に自転車で琵琶湖一周(ビワイチ)をする人が立ち寄っているのかな。
船の切符を買っていると竹生島からの船が到着しました。
降りてきたお客さんの多くは駐車場に向かって歩いて行きます。シャトルバスに乗りこむ人も多いです。シャトルバスの座席は半分くらい埋まり、彦根駅へ向けて発車しました。
(訪問日 2022/10/9)
--------------------
【各テーマの目次はこちら】
--------------------