乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3738 鵜住居(2022.10.23)

JR東日本パス」最終日は、三陸鉄道の短距離往復からスタート。早起きできたので、釜石6:55発の宮古行きで、今度は北に向かうことにしました。

前夜同様の折り返しパターンで、この時も選択肢は三つ。両石(7:03着-25発)、鵜住居(7:07着-21発)、大槌(7:12着-16発)のいずれかでしたが、現地で過ごす時間が程よかった鵜住居を訪ねることに。以前に「震災学習列車」の案内などで当駅が一つのスポットになっていて、覚えがあったというのも決め手になりました。

この日は朝から上天気。再建されて4年ほどの駅、カラフルな「スマイルトレイン」(36-702)ともに晴れ晴れとしていて、上々の一枚を撮ることができました。

宮古行き普通列車鵜住居7:07発)。36-702「スマイルトレイン」(#Thank You From KAMAISHIラッピング車両)でした。
鵜住居駅構内
待合室内の列車時刻表。7:07着→7:21発の組合せはなかなかでした。1面2線で行き違いができるため、上り・下りの同時発車も2本(9:15、11:10)あります。
鵜住居駅ホーム。踏切への通路はホーム南側にあります。

列車を見届けた後、駅の外へ。駅名標に記されていた「トライステーション」は駅の愛称のようで、駅舎(待合室)の外面にもその表記があるのが回り込んでみてわかりました。駅前には「釜石祈りのパーク」「いのちをつなぐ未来館」「鵜の郷交流館」から構成される「うのすまい・トモス」があり、一大拠点の様相。朝早かったため、屋内施設は外観を見るばかりでしたが、パークの方は一望できました。衝撃的だったのはやはり「津波高のモニュメント」。モニュメント上辺部の高さは海抜11mとのことで、改めて津波の脅威を思い知ったのでした。

鵜住居駅(待合室)外観



「うのすまい・トモス」案内板
「釜石祈りのパーク」案内板。右手の山の下側に見える黒い棒状の壁が津波高を示すモニュメント。



釜石行き普通列車鵜住居7:21発)

黙祷の後、再び駅へ。帰りの釜石行きは36-704を先頭にした2両編成でした。席にゆとりがあったので、海側のクロスシートでゆったり。思えば釜石方面に向かって移動するのは1990年8月の旅*1以来・・・両石湾を見ながら、当時も同じ海を眺めていたことをふと思い出しました。

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*1:この時の宮古~釜石は山田線。列車は宮古11:04発→釜石12:31着でした。