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厚木基地廃線跡に住まう

近くに用事があり、本日3年半ぶりに相鉄厚木基地専用線跡を訪問してきました。県道を渡ってからはほぼ道路と並行していたので道路を拡張するのか、かといって拡張の必要があるほどの交通量もなさそうだしと思っていたのですが、住宅地への転用が進んでいるところでした。

こちらは東名高速の大和5号橋の相模大塚駅側、一直線に戸建て住宅が建築中です。

こちらは大和5号橋の厚木基地側を基地側から見たところです。廃線跡に細長く並ぶ住宅地を「トレインハウス」と称することもあるようで、以前デイリーポータルZで記事を読んでいました。今まさに新たなトレインハウスが生まれようとしています。

dailyportalz.jp

ちなみに本線側の様子ですが、相模大塚第2踏切から見た引き込み線は線路はもちろん、架線柱も完全に消えていました。こちらでも廃線跡に住宅建設が進み、奥に家が見えます。

こちらは前の写真の反対側です。厚木から相模大塚にやって来たタンカートレインが一度入っていた引上線もすっかり撤去されていました。

左側のカラーコーンのところから右の松田商店の奥に繋がっていた県道40号の踏切跡は影も形もありません。左側は新築アパートの下になり、右側はフェンスで囲まれた会社の駐車場の一部となっていました。

基地のフェンスの手前から本線方向を見ます。この辺りは今のところは更地のままです。線路や架線柱だけではなく現役時代にあったコンクリート柵もなくなり、敷地境界のネットがなければ右の草原と区別が付かなくなっています。

この後開発はどんどんと進みそうで、最後に残る線路跡はこの大和5号橋だけになりそうです。