JR東海のキハ85系の後継車両となるHC85系ハイブリッド気動車は、今年の4月21日に量産車となるD2/D3編成が日車豊川を出場し甲種輸送されたのを皮切りに増備され、7月1日から特急「ひだ」として名古屋~高山間で営業運用を開始、更に12月1日からは名古屋~富山間にも投入され、特急「ひだ」として1日8本が運転されています。2023年度迄に64両が出揃い、紀勢線の特急「南紀」運用も含めて、キハ85系を順次置き換えるとのことです。

 

現在、キハ85系による特急「ひだ」の内、1日1往復が大阪に乗り入れ運用されており、キハ85系が大阪・京都で見られなくなる日も来ると思われますので、東海道線の山崎駅で撮影してきました。

 

 

 

サントリーカーブを抜けた特急「ひだ25号」 2025D 高山行 (2022.12.3 島本~山崎)

 

 

特急「ひだ25号」の後ろ姿 (2022.12.3 山崎駅)

 

特急「ひだ」が走行する上り外側線は、4番線ホーム柵の向こう側を通過するので、島本方に布陣するとこのような構図でしか撮影できません。更に、手前の下り内側線の2番線ホームに下り普通電車が到着し画面右端に停車したタイミングと重なり、辛うじて3両目だけを写し込むのが限界でした。編成としての後ろ姿を記録するには、撮影場所を変えるしかありません。

 

大阪乗り入れの特急「ひだ」は、「大阪ひだ」や「大阪編成」とも呼ばれ、通常は普通車のみの3両編成で運行されていますが、多客時には貫通形先頭車や中間車を増結した4両~5両編成も運行されているようです。

 

再リベンジとなった今回は、気温が5℃と寒い朝でしたが、久々の好天に恵まれて念願のキハ85系・大阪ひだを撮影することができました。模型でもこの姿を再現してみることにします。

 

【関連記事】

JR東海 キハ85系「大阪ひだ」を撮りに行く

・JR東海 キハ85系による大阪乗り入れの特急「ひだ25号」

サントリーカーブの特急「しなの9号」 2016年

はぁ~ 出るのはため息ばかり