高松琴平電気鉄道乗りつぶし(志度線) | 乗りつぶしに行ってきた!

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2022年7月31日(日)

11時 瓦町駅

 

香川県の中心駅というとかつては宇高連絡線が通り、現在では日本では風前の灯火となりつつある寝台特急が発着する高松が挙げられますが、

高松から2kmほど南のところには高松市最大の繁華街(瓦町)があり、この瓦町から東西に路線を広げる高松琴平電気鉄道

全部で3路線(琴平線長尾線志度線)ありますが、今回は志度線に乗車することにしました。

瓦町はターミナル駅らしさを感じる3面5線のホーム構造で

 

 

 

1996年に完成したコトデン瓦町ビルの中にホームがあり、

 

 
ビルができる前は3路線のホームが一つに固まっていましたが、ビル完成後は志度線だけがビルから離れたところにホームがあり、
ビル2階の改札口から入ると
 
 
琴平線長尾線はすぐ近くの階段から降りれば乗車可能ですが、志度線は連絡通路を2分ほど歩かないとホームにたどり着けません。
 
 
琴平線長尾線とは線路は繋がっていないため少し離れたところにホームがあるわけですが、
 
 
志度線に直接乗車したい人向けに志度線口も設けられていて、
 
 

改札を抜ければ目の前が志度線専用ホームが広がっています。

 

 

車両は600形の2両編成。

元々は名古屋市営地下鉄名城線を走っていた1800形で1999年に譲渡されたものです。

 
 

瓦町11時41分→琴電志度12時19分

 

路線距離は12.5kmで駅数は瓦町琴平志度まで15駅で全線単線となります。

瓦町を出発すると、踏切を2つ過ぎて右にカーブしたのちに今橋に到着。

今橋を出発すると進行方向左側に今橋工場(今橋車庫)があり、

 
 
他の2路線と線路が繋がっておらず志度線専用の車両基地となっています。
 
 

密集した住宅地の中を縫いながら松橋二丁目沖松島と停まり、

詰田川を渡り、春日川に停車。

 
 
春日川と
 
 
新川と2つの川を渡り、潟元琴電屋島に停車。
 
 
琴電屋島では瓦町行きの列車と行き違いを行い、古高松を過ぎるとそれまで無限に広がっていた讃岐平野の先に急に山が聳え立ち、
山を眺めていると八栗に到着。
 
 

六万寺大町を過ぎると香川県道155号線とその先にJR高徳線の線路と並走します。

八栗新道に停車すると高徳線讃岐牟礼の駅があり、乗り換えが可能となっています。

八栗新道を出発すると南東に向かう高徳線の線路から離れ志度線は東に真っ直ぐ進んで塩屋に到着。

塩屋を出発すると少し森の中を通ると右にカーブしながらいきなり海が登場してきます。

 

 

さらに右にカーブし続けるので海からは離れていき房前に到着。

房前を出発するとゆったりと南下し再び進行方向左側に海が見える区間を通ります。

 
 
先ほどの塩屋房前間よりも長い時間海を見ることができます。
 
 

再び海から離れてに到着。

急に住宅地が密集する地域に戻ると同時に高徳線の線路と並走し、

ただ、少しすると離れていったところで終点の琴電志度に到着。

 
 

平均駅間距離は0.83kmで琴平線(1.65km)、長尾線(0.97km)と比べて短く駅が設置されていて、2〜3分に一度は駅に停車。

乗車時間は38分ほどで短く、基本的には住宅地の間を抜ける区間が多いわけですが、

川を渡るほか終盤に海の間近を通る区間があり、見どころがしっかりとある路線でした。