今日はED75機番シリーズの第161回、80号機のChapter-1になります。国鉄時代に一旦廃車になって、JRになってから奇跡的に息を吹き返した”車籍復活機”です。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

ED75 80 [仙] 1966年落成[三菱] → [長] 1969~

国鉄時代は主に長町区で活躍します。

 

国鉄時代の姿を捉えられていました。ワキ5000が多くつながる貨物列車を牽引して来ました。

1986/09 東北本線(以下同様) 新白河-白坂 150レ

 

同じ日、今度はワムハチの貨物列車を重連牽引して北へと向かって行きました。国鉄民営化を間近に控え、廃車予定車を優先的に運用していたのか?ヒサシ付きの姿を数多く見られた撮影行でした。80号機も翌'87年、民営化直前に一旦廃車になります。

1986/09 白河-久田野 5161レ

 

JRになって”車籍復活”、奇跡的に戻って来ました。綺麗に整備された80号機がパン上げで停まっていました。JR貨物所属、配置は[盛]、盛岡だったようです。

1989/04 盛岡駅

 

同じ撮影行で走行する姿も見ることが出来ました。曇天でピカピカの”銀パン”がイマイチ映えなかったんですが😅ほぼ国鉄コンテナで揃った臨貨を牽引、再び元気な姿を見れるようになりました。9両の車籍復活機が次々と活躍を再開した時期です。

1989/04 陸中折居-前沢 8656レ

 

北海道からのワムハチ列車を牽引、貫通扉窓の”感電マーク”は付いちゃいましたが😅、ヒサシ付きの車籍復活機が再び活躍を始めたのは嬉しい限りでした。

1990/08 新白河-白坂 5160レ

 

高速貨物列車を牽引、ほぼ満載なんですが編成が短く(14両位?)、お陰で最後尾まで画角に収まりました😁。

1990/08 白河-久田野 4085レ

 

編成の短いローカル貨物列車を牽引、復活からは割と軽めの仕業が多かったのは偶然かな?この後暫く姿を見ないブランクがあったんですが、これも偶然?

1991/12 北白川-東白石 1450レ

 

3年も撮影ブランクがあったのは偶然にしては長すぎる気もしますが、ようやく重連の先頭に立つ姿を見ることが出来ました。コンテナ積載はスカスカでしたが😁。

1995/01 好摩-岩手川口 3093レ

 

’95年には全検を通っています。既にパンタグラフは黒くなっていますが連結器周りなど綺麗です。ヒサシ付同士の重連が23‰の峠道を上がって行きました。

1995/12 小鳥谷-小繋 3060レ

 

稲刈の頃、100km/h運転の高速貨物列車を牽引、80+91、古豪同士の重連が元気に行きました。

1996/10 平泉-前沢 3053レ

 

風が吹いて水鏡..にはならなかったんですが、1028+80号機が岩手山の麓を行きます。

1997/06 好摩-岩手川口 (遅れ?)3061レ

 

年末も押し迫ってコンテナ貨物は軒並み運休でしたが、車扱の貨物列車は運転がありました。このアングルが'97年の撮影”納め”だったと思います😁。

1997/12 平泉-前沢 5675レ

 

多分運用が読めて先頭が80号機と分かっていたんだと思います。下から煽るとヒサシの存在感が出て来る..夕刻の夏空をバックに影絵のようにして遊んでいました😁。

1998/08 岩手川口-好摩 2072レ

 

今回はここまで、Chapter-2へ続きます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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