反対側は、山が迫っています。
立山連峰へと連なる山々で、その山の一部が、親不知海岸まで迫っています。
そんな市振で、乗ってきた急行形電車を見送り、後に入ってきた、泊行きの列車に乗ります。
市振から泊までは、たったの二駅。
市振駅を出て、鉄橋を一つ越すと、富山県に入ります。
泊駅は、同じホームで前の列車に乗り継ぐやり方になるので、駅に進入する列車は、白色2つ点灯の誘導信号機の指示に従いながら、列車を移動させます。
私は、市振から乗ってきた列車から降り、富山行きの列車へと乗り継ぎました。
富山県に入ると、富山地方鉄道の下を潜ります。
魚津、滑川辺りで、すこしウトウトしましたが、なんとか富山に着きました。
富山といえば、富山にも市電が走っています。
しかも、富山ライトレールと繋がったことで、岩瀬浜行きの電車も、市内から行けるようになりました。
市電を見たら、時間はもう夕方に。
北陸新幹線のホームに上がると、遠くに立山連峰が見えていました。
帰りも、はくたか号の東京行きに乗車。
新幹線の車窓からは、月が浮かんでいました。