皆様こんばんは、備前国鉄道です。


大気が不安定ということで、今日の関西は午前中から雨が降ったり止んだり…☔


時折風が強く吹くこともあり、ちょうどピークを迎えている紅葉も散ってしまいそうです😅



そんな悪天候の中ではありましたが、とある2本の列車を撮影してきましたのでそのご報告を。

まずは南海電鉄8300系の甲種輸送。

東大阪にある近畿車輛で製造された新車6両が、JRと南海の線路が繋がっている和歌山市駅へ向けて発送されました。

8300系自体は2015年から導入が進められており、南海線内では既に見慣れた車両となっていますが、ディーゼル機関車に牽引されてJR線を走る姿は珍しい光景です。


もう1本も同じく甲種輸送列車。

こちらは山口県下松市にある日立製作所で作られたJR北海道の新型車両「737系」です。

南海8300系と違い、こちらは新製第1号の輸送となり、たいへん注目されていました。


かつて、寝台特急「北斗星」を牽引していた青いEF510形によるエスコートにより、薄暗くなってきた山科駅を通過していきました。

H100系に似た顔ですが、車体は北海道に咲くいろいろな花をイメージした淡いピンク色(さくら色)。

寒冷地で使われる車両ながら、特急用車両並みに大きな窓を備えているという点も特徴ですね。


737系は、来年春から室蘭線 室蘭~苫小牧間で運行が開始される予定。

今回輸送されたのは2両編成×2本でしたが、計画では合計13編成(26両)製造されるとのことですので、今後も何度か関西から北の大地へ向けて出発して行くシーンを見ることができそうです。