新しく投稿して頂ける「ふたまたせん」さんから初投稿を頂戴しましたので、早速、御開帳です。今となっては後押しの”押桃”ですらデッキが無いカマになりましたが、往年のカマにはやはり、運転席前方にデッキが当たり前のようについていました。

 

 が、車体更新した今も人気モノであるEF58から風向きが変わったようですね。そんな往年のカマは現在では静岡県では大井川鐡道の旧型電機に見られます。今回はそんな旧型電機を追いかけた懐かしい思い出と共にカマ仲間たちをも「ふたまたせん」さん撮影の画像をご紹介です。

 

 「ふたまたせん」さんから

 今回、”縁”があって初めて投稿させていただきます「ふたまたせん」と申します。過去の写真が中心になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

 

 皆さんご承知のように、地元は浜松機関区には箱型デッキ付きEF18形式電気機関車がいました。この形式のカマは元々3機しかない訳なのですが、車体番号32号機から34号機までの全機が配属されていました。

 

 実は旧EF58(箱型)になる筈のカマでしたが、貨物用に歯車減速比を変更し当初はEF15やEF60などと本線用貨物列車として活躍、晩年は近在の駅での貨物入れ替え用や小規模運転に使われていました。なぜ�か見直ししてみれば・・33号機をたくさん撮っており、結果、一番思い出も深く、好きな機関車です。

 

 初めの2枚は浜松機関区で姉妹機のEF58と並んだところで昭和44年5月撮影、あとの4枚は天竜川駅での入れ替え風景で、昭和41年8月撮影で、これはハーフカメラのオリンパスペンDでの撮影です。

 

 ふたまたせんさん、大変貴重な画像をありがとうございます。今となっては見られない光景に脱帽です。お馴染みの「機関車表」によりますと当機は1951年3月に東芝府中工場にて製造、1979年7月に浜松にて廃車との事です。晩年は浜松の地で約26年間過ごしていたようですね。

 

 西浜松あたりは今も昔もそんなに変わりませんが、往年のカマが走っていた・・考え深い気になりますね。次回もお待ちしています。

 

 まるで某雑誌は「○○時代」のような画像たちですね。