秋の乗り鉄 鳥取旅 その壱 | いつでもウキウキ蒸気な気分

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ブログ2014年に40年ぶりにSL追っ掛けに復帰して現在に至ります。
基本的にSL(蒸気機関車)が好きなんですが、最近は鉄道全般に活動範囲を広げつつあります。

昨日の日曜日は大河ドラマの鎌倉殿・・・も盛り上がってきてるし、大相撲も千秋楽だし、ワールドカップサッカーも第二戦だし、夕方からはテレビから目が離せない一日でした。

 

大相撲の方は九州場所で平幕の阿炎が初優勝を飾りました。

阿炎関、おめでとうございます。

 

個人的には何回も優勝あと一歩まで迫ってた高安関に優勝させてやりたかったんですが、やっぱりあと一歩で何かが足りないんでしょうね。

このところ何回も優勝にあと一歩で跳ね返されてるので、私だったら心が折れてしまいますね。

ぜひ来場所こそは優勝して欲しいですね。

 

 

サッカーの方は完全に日本の油断で負けたような感がしましたね。

ドイツに勝って格下のコスタリカには勝てるだろうという気持ちのゆるみが出たんだと思います。

DFのミスだとか、決定力不足だとか言われてますが、すべては勝てるだろうという油断です。

さすがやっぱり日本です。 期待に反して悪い意味でやってくれましたね。

 

そもそも、ぬるい日本で育った選手たちと世界とでは実力が違いすぎます。

 

精神力が世界とは違いすぎますし、実力が違いすぎます。

 

いずれにしても、あと一歩で優勝をさらわれてしまって、20年近くも優勝できない我がタイガースと被って見えます。笑

 

 

さて今回は勤労感謝の日にお仕事した替わりに平日お休みをいただいて、このところ嵌まっている乗り鉄旅に行って参りました。

 

 

旅の目的としては、第一に乗り鉄をすること。 第二に久しく進んでなかった鉄印収集をすること。 第三に山陰らしい鉄道写真を撮ること。 第四にできれば御城印をいただければ。 と一泊二日の短い旅なのに欲張った目的を掲げての旅となりました。

 

 

平日木曜日の朝の特急スーパーはくとに乗りべく自宅を出発しますが、少し通勤ラッシュを外したつもりでしたが、まったくの通勤ラッシュの満員電車に揺られて大阪駅へ向かいます。 フゥ~。

普段はマイカー通勤なので久々に乗った通勤時間帯の電車のあまりの人の多さに酔いそうでした。笑

 

 

大阪駅9時半前に発車の特急スーパーはくと3号で、まずは乗り鉄旅のスタートを切ります。

 

 

私の乗った号車の車内では観光客と出張サラリーマンで、乗車率としては平日なのに9割がた席が埋まってます。

 

 

初めて乗った特急スーパーはくとの感想は、前回米子へ行ったときに乗車した特急やくもと比べて、狭いのと車内や設備なんかは古びた感があったのが第一印象です。

 

 

逆に特急やくもは売り文句が「ゆったりやくも」というだけあって、座席間もゆっったりして広くて居住性は良かったですね。

 

 

なんなのか? 伯備線筋を走る元国鉄型の381系特急と第三セクターの智頭急行筋を走るHOT7000系の違いなのか、なんなのか判りませんが両列車を優劣付けるとすれば特急やくもに軍配を上げたいと思った次第ですね。

 

 

車内で面白かったのはこのモニターですが、これは見ていて飽きません。

車両の前寄りにはモニターが設置してあって先頭車両からの映像が見れます。

車内サービスとしては窓側全席に電源が付いているのと、車内Wi-Fiがあって便利ですが新幹線同様に繋がりにくかったですね。

 

乗り心地は伯備線と同じく山間部を走るために揺れは大きいので振り子電車方式の車両のようです。

同じ瀬戸内から日本海側に出るんだったら、行き先が米子と鳥取の違いはありますが私だったらば特急やくもを選択したいと思いましたね。

 

 

大阪駅を出発して山陽本線を走り上郡駅からは第3セクター智頭急行とJR因美線を経由して、2時間半くらいで若桜鉄道に乗り換えるためのJR郡家駅で下車します。

 

ちょうどコナン仕様のラッピング車と列車交換します。 手前が乗ってきたスーパーはくとです。

都会では珍しくなった構内踏切がローカルの雰囲気ありますね。

 

名探偵コナンのラッピング気動車です。

 

 

郡家駅はJRと若桜鉄道の供用駅となっております。

 

駅舎のデザインは結構新しそうです。 

構内は下校時間なのか学生さんたちが多かったですね。

 

ここから目的の一つだった鉄印をゲットするために若桜鉄道に乗って終点の若桜駅へ向かいます。

 

 

郡家駅から若桜駅まで440円、帰りは若桜駅から鳥取駅まで680円かかるんですが、係の方に伺うとフリー切符を買って帰りのJR区間の郡家から鳥取までを現金精算したほうが安くなるとのことでした。

確かに若桜鉄道フリー切符は760円なのでこれがお得で正解ですね。

 

 

ちなみに若桜鉄道の乗車券はJRの券売機では売っておらず、郡家駅待合所にある観光センターでの手売りの購入となります。

 

郡家駅から乗車したのが観光列車 昭和号でした。

 

車内はレトロ調の独特なデザインで観光列車らしい良い雰囲気の車内でした。

 

郡家駅から若桜駅まで単線非電化で私好みのローカル感満載の沿線を走る事19.2kmで30分少々の旅です。

 

 

ちなみに若桜鉄道は旧国鉄 若桜線だったのを、国鉄分轄民営化からJR西日本が継承しましたが、JR若桜線は廃止されて第三セクターとして若狭鉄道へ受け継がれてゆきました。

 

 

途中でかの有名な隼駅があります。

 

この駅はSUZUKIのバイク「隼」と同名の駅でバイク愛好家には人気のある駅ですね。

駅舎はレトロで改札も昔ながらの雰囲気です。

 

郡家駅から終点の若桜駅まで8駅の短い路線ですが、先頭車両から見た光景は凄く長閑な光景で20‰の勾配区間がところどころあったりで、沿線は長閑な里山の雰囲気で蒸気機関車が走ると面白そうな路線でした。

 

こんなローカルな光景を車窓から見ていると、思わず私の好きな六角精児バンドの「ディーゼル」を口ずさんでおりました。

 

♪走る列車の リズムにあわせ♪

♪缶ビールがゆれている♪

  ♪♪♪~♪♪♪

♪時間調整の 小さな駅で ディーゼルの音を聴きながら♪

♪ホームに降りて 背伸びをすれば♪

♪あ~少し気が晴れる♪

 

六角さん同様に乗り鉄の楽しみである呑み鉄をしたかったんですが、夕方にレンタカーを借りる予定があったのでお酒は我慢我慢。

 

 

やがて終着駅の若桜駅に到着

 

構内もローカル感満載でイイ感じです。

ここまでは乗客は数名で、沿線の学校に通う学生さんが昼間の乗客のメインのようですね。

 

 

最近、乗り鉄に嵌まってますが、過行く車窓を眺めつつ、駅駅での新しい旅の発見などあって、日頃の慌ただしい日常を過ごしている自分にとっては、日がな一日をのんびりと過ごせて、ますます乗り鉄が凄く好きになりましたね。

 

 

乗り鉄旅は今までの蒸気撮影とは、また一味違った楽しみを一つ覚えさせてくれました。

 

 

 

今回の旅のレポートは「その壱」としてアップしましたが、次回は若桜駅構内で楽しんだレポートをアップする予定です。