近鉄21000系は名阪特急の新しいシンボルカーとして1988(昭和63)年に登場しました。貫通式が主流であった前頭部は非貫通流線形で大型曲面ガラスを採用し、側面も大型連続窓となりました。車体色はホワイトとオレンジラインとなり、斬新かつ洗練されたデザインとなりました。
編成は全電動車方式の6両編成で、最初に登場した3編成は4両編成でも運用出来るように中間の3・4号車にも運転台があります。名阪特急のアーバンライナー投入によって需要が上がってきたことから第4編成から第11編成は中間運転台を持たない6両固定編成となりました。後に中間車2両×3本が増備され、第1から第3編成の運転台付き中間車2両編成3本を抜き出し、こちらは21000系の各編成の増結用に活用されることになりました。最終的に6両編成11本、増結用2両編成3本の構成となりました。
車内設備は登場当初は大阪方4両がレギュラーカー、名古屋方2両がデラックスカーとなっており、レギュラーカーは座席配置が2+2配列の従来車同様の回転リクライニングシートが並ぶ室内で、デラックスカーは1+2配列の大型の座面リクライニングシートが並んでいました。
21020系アーバンライナー「Next」登場後、室内仕様などを合わせるべく、2003(平成15)年から2005(平成17)年にかけてリニューアル工事を実施、「アーバンライナーplus」となりました。全座席が「ゆりかごシート」と呼ばれる座面沈下型リクライニングシートとなり、デラックスカーは名古屋方1両に変更され、電動リクライニングシートが採用されました。またリニューアル工事に際しては、喫煙室設置、窓や乗降扉の移設・変更、パンタグラフの削減、塗装も21020系に合わせたものに変更されています。
Nゲージ模型の完成品では、実車の登場から間もなくTOMIXとKATOから販売されました。両社とも中間運転台つきの6両編成セットの発売でしたが、後にTOMIXからはplus化後の姿を再現した8両編成セットが出ています。
当鉄道ではKATO製の登場当初を再現した6両編成セットを所有しております。KATO製は前照灯・尾灯のみならず、電球を用いたものですが室内灯も装備したものとなり、当時の仕様としては画期的なものでした。販売から30年経過したものですが、走りも快調です。
(これまでの紹介車両数:110両)
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