ぐでぐで鉄道模型 日記

私の趣味の鉄道模型について紹介してゆきます

#22 近鉄21000系 「アーバンライナー」

 近鉄21000系は名阪特急の新しいシンボルカーとして1988(昭和63)年に登場しました。貫通式が主流であった前頭部は非貫通流線形で大型曲面ガラスを採用し、側面も大型連続窓となりました。車体色はホワイトとオレンジラインとなり、斬新かつ洗練されたデザインとなりました。

 編成は全電動車方式の6両編成で、最初に登場した3編成は4両編成でも運用出来るように中間の3・4号車にも運転台があります。名阪特急のアーバンライナー投入によって需要が上がってきたことから第4編成から第11編成は中間運転台を持たない6両固定編成となりました。後に中間車2両×3本が増備され、第1から第3編成の運転台付き中間車2両編成3本を抜き出し、こちらは21000系の各編成の増結用に活用されることになりました。最終的に6両編成11本、増結用2両編成3本の構成となりました。

 車内設備は登場当初は大阪方4両がレギュラーカー、名古屋方2両がデラックスカーとなっており、レギュラーカーは座席配置が2+2配列の従来車同様の回転リクライニングシートが並ぶ室内で、デラックスカーは1+2配列の大型の座面リクライニングシートが並んでいました。

 21020系アーバンライナー「Next」登場後、室内仕様などを合わせるべく、2003(平成15)年から2005(平成17)年にかけてリニューアル工事を実施、「アーバンライナーplus」となりました。全座席が「ゆりかごシート」と呼ばれる座面沈下型リクライニングシートとなり、デラックスカーは名古屋方1両に変更され、電動リクライニングシートが採用されました。またリニューアル工事に際しては、喫煙室設置、窓や乗降扉の移設・変更、パンタグラフの削減、塗装も21020系に合わせたものに変更されています。

 Nゲージ模型の完成品では、実車の登場から間もなくTOMIXとKATOから販売されました。両社とも中間運転台つきの6両編成セットの発売でしたが、後にTOMIXからはplus化後の姿を再現した8両編成セットが出ています。

 当鉄道ではKATO製の登場当初を再現した6両編成セットを所有しております。KATO製は前照灯・尾灯のみならず、電球を用いたものですが室内灯も装備したものとなり、当時の仕様としては画期的なものでした。販売から30年経過したものですが、走りも快調です。

波方先頭車モ21101

中間車モ21200

運転台付き中間車モ21300形。パンタ2基を装備。動力はこの車両に装備。

中間運転台付き中間車モ21400

中間車モ21500形。デラックスカーです。

名古屋方先頭車モ21600形。デラックスカーです。

                      (これまでの紹介車両数:110両)

 

[http://にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村:title]

プライバシーポリシー

個人情報の利用目的 当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。 取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、これらの目的以外では利用いたしません。

広告について

当ブログでは、第三者配信の広告サービス(GoogleアドセンスA8.net)を利用しており、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、クッキー(Cookie)を使用しております。 クッキーを使用することで当サイトはお客様のコンピュータを識別できるようになりますが、お客様個人を特定できるものではありません。 Cookieを無効にする方法やGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご確認ください。 また当プログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。 アクセス解析ツールについて 当ブログでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しております。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。

コメントについて

当ブログへのコメントを残す際に、IP アドレスを収集しています。 これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパムや荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。 なお、全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となります。あらかじめご了承ください。 

免責事項

当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。 また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。