京成電鉄からこんにつあー!!今日は京成が色々変わったので、それを現地にて確かめました。
①金町線
まずは京成高砂から金町線に乗りました。待っていたのは・・・
いつもの3500形でした。もうすぐ発車時刻なので、早速乗りました。ちょうどいい感じの利用状況でした。
自動放送「京成電鉄をご利用いただきまして、ありがとうございます。この電車は、普通、京成、金町行きです。この電車は、ワンマン電車です。」
ここが金町線の大きな変化点です。昼間は全列車がワンマン運転となったのです。私が乗った京成金町行きはワンマン運転の一番列車でした。今日はワンマン運転初日ということでホームの駅員及び車内の乗務員が確認を行っていたのですが、今後は運転士だけで対応することとなりそうです。E131系みたいな側面カメラ及び運転席上のモニタは設置されず、運転士が後ろ向きでホームのモニタと側面を確認する形となりました(多摩モノレールなどと同様)。側面の行先表示は東武やJR東日本みたいな「ワンマン 京成金町」、「ワンマン 京成高砂」みたいな表示にはせず、現行のものをそのまま使用していました。自動放送の声についてはJR九州在来線特急みたいな合成音声にはせずに、現行の森谷真弓さん(英語放送はクリステル・チアリさん)の声を追加する形となりました。今日の柴又での行き違い待ちはこんな感じでした。
もう1本は3600形の2+2両編成(ターボ君)でした。こちらの車両は金町線ワンマン運転化に伴い、廃車になると思っていたのですが、ワンマン運転対応化の改造がされ運転継続となりました。なお、3600形には「♪ポンパンポンピ~~~~ン♪ドアが閉まります。ご注意ください。」が流れる車外スピーカーがありません。乗降が完了すると、すぐにドアが閉まりますので、乗り遅れないようにご注意ください。
②スカイライナー
次に、青砥からスカイライナーに乗りました。
発車15分前くらいに予約したのですが、余裕で座席を確保することができました(隣は誰も座らず)。2020年から一部のスカイライナーが青砥にも停車するようになったのですが、この形態は継続となりました。これに乗って、隣の駅まで行きます。
しまった!!これ、成田空港以外の駅には止まらない・・・。
・・・ではありませんでした。今日から青砥停車のスカイライナーが新鎌ヶ谷にも停車するようになったのです。これにより、松戸や柏からでも成田空港へ行きやすくなったと思います。また、京成本線の特急が走らない時間帯でも船橋から東武アーバンパークライン、新鎌ヶ谷経由でスカイライナーを利用するという選択肢が増えました。なお、新鎌ヶ谷では4号車と6号車のみドアが開きます(成田空港行き)。京成上野・日暮里・青砥から乗り、新鎌ヶ谷で降りられる方は降り遅れのないようにご注意ください。
あれ?なかなか発車しない・・・。実は乗り遅れたお客さんがいたため、ライナー券を確認のうえ、再開閉となりました。新鎌ヶ谷停車初日ということもあり、戸惑った部分もあったと思います。私が新鎌ヶ谷まで乗ったスカイライナーは2分遅れで新鎌ヶ谷を発車しました。
③北総鉄道・成田スカイアクセス線
少し遅れて印旛日本医大行きが到着しました。
都営5500形ということで、フリーWi-Fiが使えました。これに乗って、終点の印旛日本医大へ移動しました。なお、印旛日本医大到着までの間にかんとう★てつどうスタンプラリーのポイントを増やすことができました。
印旛日本医大で北総鉄道はおしまいです。北総鉄道では一部時間帯の一部区間の増発と北総急行の取り止めがメインで、昼間の大きな変更は確認されませんでした。
印旛日本医大にて次のアクセス特急を待ちました。来た列車は・・・
3100形でした。ここでもフリーWi-Fiが使えました。京急車も見習ってほしいところです(東京メトロ車は車内フリーWi-Fiを復活させてほしいです)。印旛日本医大から先は通過駅がないのですが、かなりぶっ飛ばしました。
成田湯川、空港第2ビルに停車し、終点の成田空港に到着しました。なお、この途中でかんとう★てつどうスタンプラリーのポイントを2つ増やすことができました。成田スカイアクセス線のアクセス特急も昼間の大きな変更が確認されませんでした。
④(東成田)芝山
折り返しのアクセス特急で、空港第2ビルへ戻りました。ここから先は・・・
東成田まで歩きました。歩いたほうが1本速く目的地へ行けることが分かったからです。もう後戻りはできません。作業員1名とすれ違っただけで、他のお客さんとのすれ違いはありませんでした。そして・・・
無事に東成田にたどり着くことができました。Suicaが使えない芝山鉄道に乗ります。来た列車は・・・
3500形4両でした。京成成田~芝山千代田間の東成田線・芝山鉄道も昼間はワンマン運転となりました。あれ?色が違う。
実はこれ、芝山鉄道持ちの3500形だったのです。前日に運用情報を確認したのですが、今日は芝山鉄道持ちの3500形は走らないことが判明しています。何らかの理由で使用車両を変更したのでしょうか?以前の3000形6両から2両減車となったのですが、元々ガラガラなので、問題はありません。車内の広告はまさかのゼロでした。つまんねー車内だな~。これに乗って、芝山千代田まで行きました。
⑤京成本線
駅近くのバス停から千葉交通に乗って、空港第2ビルに戻りました。
ここから先は京成本線の快速に乗りました。昼間は快速西馬込行きが毎時3本走っています。私が希望していた昼間の京成本線経由の特急復活は残念ながら実現しませんでした。昼間の快速特急も京成成田止まりのままです。よって、船橋から成田空港へのアクセスに関する不満は解消されないままとなりました。私が乗った快速は京成高砂まで先着でした(新鎌ヶ谷・青砥停車のスカイライナーを考慮した場合)。
八千代台で一旦下車した後、後続の京成臼井始発の普通列車に乗りました。来た列車は・・・
なんと、またレア車両に乗れました。3600形です。この車両もいつか廃車になるかも・・・と思っているのですが、今回のダイヤ改正以降も運転継続となりました。
⑥京成千葉・千原線
京成津田沼からは京成千葉・千原線のちはら台行きに乗りました。京成千葉・千原線でも一部列車のワンマン運転が始まったのですが、私が乗ったちはら台行きは6両編成。ワンマン運転対応の車両ではありませんでした。
京成千葉で一旦下車。千葉都市モノレールで1往復した後、再び京成千葉線に乗りました。先ほど乗ったちはら台行きは6両編成だったのですが、次の京成津田沼行きは4両編成のようです。来た列車は・・・
3500形でした。これが噂のワンマン電車です。ただし、ワンマン運転の区間は千原線(千葉中央~ちはら台間)のみで、千葉線内では引き続き車掌が乗務します。京成千原線のワンマン運転は80分間隔だそうです。実は京成のワンマン運転対応車両が不足しているのでしょうか?なお、ワンマン運転対応の新型車両が誕生すると、京成千原線は全列車ワンマン運転となりそうです。京急みたいな一部列車の種別格下げによる減速ダイヤではありませんが、ここで紹介した京成ダイヤ改正について色々賛否が出てくるかもしれません。なお、今回の旅で私鉄10社スタンプラリーとかんとう★てつどうスタンプラリーの京成エリアはすべてクリアとなりました。