今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
岩手県北部、二戸市の中心市街地南側に位置する並行在来線転換第三セクター鉄道路線・いわて銀河鉄道線の主要駅で、東北新幹線の駅が併設されている、
二戸駅 (にのへえき。Ninohe Station) です。
尚、写真は2014年撮影で、古いです。そして、写真が少ないです。ご了承下さい。
駅名
二戸駅 (駅番号なし)
所在地
岩手県二戸市
乗車可能路線
IGRいわて銀河鉄道:いわて銀河鉄道線 (旧・JR東日本の東北本線)
隣の駅
盛岡方………………一戸駅
目時方・青森方……斗米駅
乗換可能駅
JR東日本:東北新幹線……二戸駅まで徒歩5分
訪問・撮影時
2014年8月
二戸駅は在来線・新幹線とも地平構造で、一体になった橋上駅舎が設置されています。
橋上駅舎は東西自由通路を兼ねていて、バリアフリーに対応しています。
東口、西口とも駅前広場があります。
2階コンコースはIGRいわて銀河鉄道(在来線)とJR東日本(新幹線)で完全分離されています。
IGRいわて銀河鉄道は有人駅で、自動改札機はありません。『Suica』などのICカードは利用できません。
1階ホームとの間にはエレベーターが併設されています。
駅前は二戸市街の南端部で、東側が古い市街地、西側が新しい住宅地です。
中心市街地は東口駅前から約2km北東にかけての間で、馬淵川に沿って南北方向に形成されています。
駅名標です。IGRいわて銀河鉄道の標準デザインです。
矢印部分には会社のロゴマークが描かれています。
駅ナンバリングは導入されていません。
いわて銀河鉄道線の二戸駅は単式ホーム・島式ホームとも各1面の、計2面3線です。
両端が上下主本線、中央が中線です。
右手(西)には新幹線駅が並んでいます。
2枚とも盛岡方(南)を望む。
盛岡方はこの先、山間部を南下して盛岡駅を目指します。
盛岡までの道のりは70km程度と、結構遠いです。新幹線ですと2駅先です。
走行中の列車内より目時方・青森方を望む。
右(東)がいわて銀河鉄道線ホーム、屋根に覆われた左(西)が東北新幹線ホームです。新幹線も地平を走っています。
目時方はこの先、馬淵川の谷を北上し、青森県に入って1駅目の目時駅から先は青い森鉄道線となります。
いわて銀河鉄道線と青い森鉄道線は相互直通運転を行っています。運賃は合算となりますが、斗米駅・金田一温泉駅と、青い森鉄道線の三戸駅・諏訪ノ平駅との間のみ乗継割引運賃が適用されます。
あとがき
下車(乗車)時・・・2014年 (改札は出ていません)
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり (西口駅前の「コンビニTマート」)
飲食チェーン店・・・なし
東京、大阪とも到達難易度が高いですが、IGRいわて銀河鉄道線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は二戸駅でも途中下車されてみて下さい!
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)