今日はNゲージ鉄道模型、レイアウト系の話です。KATOの4番ポイント1本で通電不良を起こし、機関車がポイント上で停車してしまうという事態が発生しました😅。これを改善すべく手を打っています。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

問題を起こしたKATO 4番ポイントレール(20-221 EP481-15R)です。国鉄時代の貨物列車を牽引するED75 727ポイント上に差し掛かったところでピタッと停止してしまいます😅ライトも消灯、他の車両を運転しても同様なのでポイントが通電不良を起こしていると思われました。駅ホームからの出口に位置するNo.14ポイント、列車通過頻度の多い重要なポイントです。

 

4番やらNo.14やらややこしいんですが、No.14の方はレイアウト上で付番している番号です。DCCでポイントを切換える際、コントローラー(DCS50K)SWITCHモードで014番を入力し、 t / c ボタンで定位、反位を切換えます。なお製品設定は t が反位、 c が定位なんですが(t/cボタンのピクトグラムがそうなっています。)私は t が直進の方がイメージしやすいので逆設定にしています😅。2008年頃、DCCを始めて以来です。DCC歴、来年で15年になるんだな~..😁。

 

本題に戻りまして..No.14ポイントを外して来て導通を調べます。やはり通電不良、のクリップ間の抵抗値を測るとO.L(抵抗値∞を示します。)、あれこれ測定して黒いクリップ部の線路にDCC電源が行っていない事が分かりました。だからストップしたのでしょう。

 

裏蓋を開けて確認します。矢印のナットが線路と基板の導通部です。ナットが緩んでいると通電不良を起こしますが、大丈夫でした。

 

となると四角で囲んだ部分青矢印の線路固定部3箇所の下に見える鉄板?が互いに導通させている構造です。ここの接触不良と思われました。

 

この部分は矢印のようにナットが無いので裏から締め直して改善という訳には行きません。ハンダ付けで対応しよう なんて考えると間違いなくプラ部分が溶けちゃいます😅。なお、このNo.14ポイントは相当古そう..ポイント用DCCデコーダDS51K1のハンダ付けがおぼつかないですし、道床下縁に溶けた跡..デコーダ取付時にしくじってハンダゴテを当てちゃったんだと思われます。DCCを開始当初はこういうヘマを随分やりました😅。

 

再び通電不良の話に戻って..線路固定部をラジオペンチで摘まんでも解決せず。導通を助けるために写真のように細い銅板を挟もうともしましたが全然入りません。

 

仕方がない..で最後の手段は接点復活剤です。手持ちにスプレー式のものしか無かったので塗料のスペアボトルに吹いて、貯まった少量の復活剤を注射器にて少量流し込みました。

 

これで接触改善、無事通過するようになりました。しかし通電に関しては復活剤に頼るようになると長期的にいい事無いんですよね~😅。最初は効果ありですが段々復活剤を使う頻度が増えていく..が自分の経験です。なお日本の複線鉄道は基本左側通行なので写真の方向=分岐側から進入するケースが多いのと、スペースの都合で4番ポイントを使っています。脱線しやすい傾向があるので大半が6番ポイントのレイアウトなんですけどね。

 

ED75 727牽引国鉄貨物列車の発車動画です。最初に通過するポイントが問題のあったNo.14、低速起動で無事通過して行きます。続いて渡るのがNo.4ダブルクロス、こちらも最近交換しました。何かと問題の多い箇所です😅。貨物列車のしんがりが整備したばかりの車掌車ヨ14476です。スティックコンデンサーを入れている効果もあって、こちらもチラつくことなく通過して行きます。(例により動画”1分縛り”の関係で加速は早めです😁。)

 

 

なお矢印のフログレールがOffになっていたのでOnにしました。DCCでは全て非選択式(ポイントの開通方向に限らず全て通電)で使いますからOnで問題無し、これも通電不良で停止するのを防ぐ効果があります。

 

写真右下がNo.14ポイント、上述の通りだいぶ古そうですし列車通過頻度の非常に高い所なので買い替えようと思います。4番ポイントを買うのは何年ぶりだろう?😅。写真のように分岐側への進入頻度も多くなっているので6番化 も考えたんですが、スペースの都合難しそうです。交換して脱線が頻発しなきゃいいんだけどな..😅。

 

以下記事にUpした2008~09年頃の写真、左側手前から2,3本目など既に4番ポイントを使っているのが分かります。最も古いとこの頃から使っていることになります。左から2番目の14系など4番ポイントの連続通過で脱線が頻発し、この後6番ポイントが主流になって行ったんだと思います。

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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