C11形蒸気機関車265号機(半田市鉄道資料館)~砂箱がカマボコ形になっている戦時型C-11

C11形蒸気機関車265号機(半田市鉄道資料館)

C11形蒸気機関車265号機

C11形蒸気機関車265号機は愛知県半田市山崎町の半田駅脇に静態展示されている。
ミツカンの本社がある JR武豊線・半田駅の駅前に半田市鉄道資料館があり、その裏手にC11形蒸気機関車265号機が静態展示されていると言う感じだ。
蒸気ドームは標準型(丸形)で、砂箱はカマボコ形をした簡略形(戦時型、戦時設計4次形)という変わったスタイルのC11機関車らしい。(くわしいことはしらん)

C11形蒸気機関車265号機

C11 265号機は昭和19年に日本車輌名古屋工場にて製造され、中津川機関区に配属となり明知線(明知鉄道)で運用されていた。
その後、長いあいだ名古屋機関区に移ると武豊線にて約20年間(笹島駅での入換を含む)使われ。
昭和45年6月に武豊線で「さよなら列車」牽引した機関車との事。
その後、稲沢第1機関区を経て昭和45年に廃車。
半田市民ホールに保存されたあと、半田駅に移転したと言う事らしい。


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半田駅は1886年(明治19年)、武豊線の開業当初からあった愛知県では最も古い駅のひとつになる。
現在は連続立体交差事業の工事中で2027年度に完成予定とのこと。

半田駅の煉瓦積みの危険品庫(ランプ小屋)は1909年(明治42年)にから設置されているらしい。

半田駅・煉瓦積みの危険品庫(ランプ小屋)

なお、半田市鉄道資料館は見学無料だが平日はあいてない。

半田市鉄道資料館

毎月第1日曜・第3日曜(1月のみ第2日曜・第3日曜)と月2回だけオープンでしかも10時~15時と、極めて訪問する難易度が高いため、今回C11だけ撮影させて頂いている。
<注釈> C11は野外展示のため、いつでも見学可能。

交通アクセス

JR武豊線・半田駅を下車して徒歩で約1分。
名鉄・河和線では知多半田駅で下車して徒歩で約10分。
半田市鉄道資料館の目の前に3台ほどの見学者専用無料駐車場がある。

駐車場の場所などは、当方のオリジナル地図「名古屋・北陸方面」にてポイントしている。
オリジナル地図「名古屋・北陸」方面
スマホ画面などで表示して「検索窓」から検索して、カーナビ設定することでも使用可能。(徒歩ナビとしても可能)

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