KATO製品の車体を加工・改造したボディは再塗装を余儀なくされていますが、先般塗装した屋根板は調色ミスで黒くなり過ぎると共に、濃度調整ミスで塗膜がブツブツになってしまったので、やはり塗り直すことにしました。

 

想定よりも黒くなり過ぎて、更に塗膜がブツブツになった屋根板で、奥側から①クハ85-100番台用,②モハ164-500番台用,③クモユ141用,④元サロ152用の4枚です。

 

IPAには6時間浸けてから、古歯ブラシで塗膜を除去し水洗いしました。十分に乾燥させてから再塗装します。なお、一番手前は元々の塗装から剥離したので、水温が低くて十分に剥離しきれておらず、素材も黒色と他とは異なります。

 

 

また、別の日には市販の灰色スプレー塗料で4種類の色見本を提示していましたが、更にもう1色ありましたので、改めて並べてみます。

黒っぽい色(左側)から順に、①GMカラーのダークグレー(No.35),②Mr.カラーのニュートラルグレー(No.13),③Mr.カラーの呉海軍工廠標準色・3/4つや消し(No.SJ1),④GMカラーのねずみ色1号(No.9),⑤タミヤのサーフェーサー・グレー(87026)で、手前に置いた車両の屋根に、それぞれのスプレーで吹き付けています。

 

車両だけ寄せ集めてみました。サンプル車両は、左側から、①旧国・クロハ69(ダークグレー),②キユ25の1次車(ニュートラルグレー),③クハ211-5000番台(呉海軍工廠色),④ゆうマニの下塗り(ねずみ色1号),⑤サロ110-0番台の下塗り(サーフェーサーのグレー)です。

 

塗り直す4枚の屋根板は、①ダークグレーと②ニュートラルグレーの中間位とし、少し赤味掛かった色に調色する心算です。(続く)

 

【関連記事】

 加工仕掛品の同一作業を集中処理(3)

 各社 車両屋根に塗る灰色塗料のカラー比較