操重車 ソ80です。
事故等で復旧作業を行う際に活躍するクレーン車です。分類上は貨車ですね。
自分自身、実際動いているところを見たことがありません。実車を見たのも1~2回程度です。
今は道路事情も良くなったので有事の際は線路脇の道路からクレーンを使う感じですかね。全車廃車になりました。
模型のほうではNゲージでは唯一TOMIXから完成品が発売されています。黄色のもの(高崎客貨車区)と緑色のもの(沼津客貨車区)が発売されています
。
伴車のチキ7000(7111)を従えています。
チキ7000もソ80もウェイトを載っていないので軽くてカスカスです。
伴車のチキにクレーンを下した状態です。通常はこの状態で車庫の片隅に留置されていたようです。
水で貼るデカールが付属していました。フックのトラ模様、クレーン側面の角度計、突放禁止マークなど。一部劣化して剥がれてしまいました。
クレーンを下した状態で斜め上からドローン目線で。
先端がくの字に曲がっている操重車もありますが、このソ80はクレーンが真っすぐです。
角度計の針の位置がクレーン上げた状態のところを指していますが、細かいところのツッコミはなしで。
クレーンは手動ですが可動します。MAXまで上げた状態です。
黒車輪に代えたほうがいいですかね、銀色車輪が目立ちすぎです。
カプラーをKATOカプラーに代えたぐらいで他に模型的に手を加えるところがありません。
アウトリガー(安定脚)も手動で可動します。線路の両サイドに張り出して車体を支えます。
チキの荷台にはクレーン使用時の付属品が載っています。
実際の救援作業の場面はこんな感じでしょうか?見たことないのでよく分かりません。
ということで、ソ80を紹介しました。
実物の写真をよく見て細かいところに色入れなどすると見栄えがするかも知れません。
レイアウトでガンガン走らせて楽しむタイプの車両ではないので、一家に一両って感じかな。
(レンタルレイアウトでもソ80を走らせてるのは見たことないです)
片隅で救援車やマニ50と一緒に並べておくだけでいいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。