先日完成したTOMIXのプラタンク貨物列車をKATOのD51に牽かせて走らせました。
ヤードに入れようとバックさせたところ、ポイントの部分でいきなり異音がしてテンダーが脱線しました。
何事かと思って見たところ、カプラーカバーが外れてカプラーも外れてしまい、それらにテンダー車輪が乗り上げて脱線したことが分かりました。
カプラーを元の位置にはめ直し、もう一回同じことを行いました。すると同じ現象が起こりました。
どうやらカプラーカバーの突起が本体側の穴に対して緩いようで、すぐに抜けてしまうのが原因のようでした。
そこで今回、カプラーをKDカプラーに変更することにしました。
改造前のテンダーカプラーです。
カプラーカバーを外すとこのようになります。
カプラーカバーの突起を切断します。
突起が有った部分に直径2.2ミリ程の穴を開けます。
取り付けには2ミリビスを使いますが、穴開けの多少の誤差を見越して少し大きめの穴にしました。
今回は#153のKDカプラーを使いました。
前回のタンク貨車より腕が少し短いのですが、付いていたKATOカプラーと比べた時にこちらの方が長さ的には近いかな、と思えたからです。
本体側のカプラーカバーの突起を差し込む部分。
1.7ミリドリルで穴を拡げます。
そして2ミリのタップ立てを行いました。
KDカプラーをはめてみるとこんな感じです。
やはり腕が少し短いか?
あとはカプラーカバーを2ミリビスを使ってネジ止めします。
これで取り付け完了です。腕の長さも良さそうかな?
ボイラー前側のカプラー交換も検討しましたが、
どうやらこちらはかなり腕の長い特殊なカプラーを使ってあるようです。
で、こちら側はこのまま行くことにしました。
という感じで、もう1両持っているD51も同じ改良を施しました。
ついでにC56も同様の改良をしようかと思いましたが、カプラーカバーが結構強めにはめられていたことと、車輪を外さないとカプラーカバーが取り外し出来ないことが分かり、こちらは改造無しとしました。
D51の方はまた試運転を行ってみたいと思います。(本日はもう遅いため明日以降に。)