KATOのD51〜テンダーカプラーの交換 20221121 | 鉄道模型「スーパー特急”鉄模の日々”」

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1/80スケールの鉄道模型(16.5mm・13mm)の製作を中心とした、マイモデルの日々の製作工程をご紹介しています。車両工作を中心に、レイアウト製作や乗り鉄・撮り鉄など、気ままに書いていきます。

先日完成したTOMIXのプラタンク貨物列車をKATOのD51に牽かせて走らせました。

ヤードに入れようとバックさせたところ、ポイントの部分でいきなり異音がしてテンダーが脱線しました。

何事かと思って見たところ、カプラーカバーが外れてカプラーも外れてしまい、それらにテンダー車輪が乗り上げて脱線したことが分かりました。


カプラーを元の位置にはめ直し、もう一回同じことを行いました。すると同じ現象が起こりました。

どうやらカプラーカバーの突起が本体側の穴に対して緩いようで、すぐに抜けてしまうのが原因のようでした。


そこで今回、カプラーをKDカプラーに変更することにしました。


改造前のテンダーカプラーです。


カプラーカバーを外すとこのようになります。


カプラーカバーの突起を切断します。


突起が有った部分に直径2.2ミリ程の穴を開けます。

取り付けには2ミリビスを使いますが、穴開けの多少の誤差を見越して少し大きめの穴にしました。


今回は#153のKDカプラーを使いました。

前回のタンク貨車より腕が少し短いのですが、付いていたKATOカプラーと比べた時にこちらの方が長さ的には近いかな、と思えたからです。


本体側のカプラーカバーの突起を差し込む部分。


1.7ミリドリルで穴を拡げます。


そして2ミリのタップ立てを行いました。


KDカプラーをはめてみるとこんな感じです。

やはり腕が少し短いか?


あとはカプラーカバーを2ミリビスを使ってネジ止めします。


これで取り付け完了です。腕の長さも良さそうかな?


ボイラー前側のカプラー交換も検討しましたが、


どうやらこちらはかなり腕の長い特殊なカプラーを使ってあるようです。

で、こちら側はこのまま行くことにしました。


という感じで、もう1両持っているD51も同じ改良を施しました。


ついでにC56も同様の改良をしようかと思いましたが、カプラーカバーが結構強めにはめられていたことと、車輪を外さないとカプラーカバーが取り外し出来ないことが分かり、こちらは改造無しとしました。


D51の方はまた試運転を行ってみたいと思います。(本日はもう遅いため明日以降に。)