

その前に軽くキハ28(キハ58)について、懐かしい写真を挟みながら軽く紹介いたしましょう


本題の「キハ28」は、1961年から1969年にかけて製造された国鉄(現:JR各社)の急行型気動車「キハ58」系列に属している車両のひとつで、DMH17H機関を搭載した1エンジン車がキハ28、2エンジン車がキハ58と区分され、1,823両(キハ58系列全体)が全国の非電化線区で急行からローカルまで広く活躍しました。

蒸気機関車牽引による客車列車を置き換え、スピードアップと快適性を改善する「無煙化」を図るため、1961年に登場したキハ28は急行用車両で、1968年のモデルチェンジでは前面窓がパノラミックウインドウとなり当初から冷房を念頭においた屋根上配置となりました。(写真はJR九州一般色)

国鉄からJR各社に継承された後も急行運用に充当されていましたが、2007年7月1日ダイヤ改正で、JR西日本の急行「みよし」廃止に伴い消滅。電化区間の延伸や老朽化に伴う廃車が進行、JR西日本の高山本線で活躍を続けていた4両が、2011年3月12日ダイヤ改正で定期運用を離脱しました。(写真は関西本線キハ58)

1964年4月15日に帝国車両が落成したキハ28-346は米子機関区に新製配置、その後は山陰地方や北陸地方で長きにわたり活躍し廃車、2012年にいすみ鉄道へ譲渡され今に至ります。 また同車は新製直後(1964年7月〜9月頃)、海水浴臨時列車として千葉県内を走行したことがあります。(写真は北陸地方で活躍していたキハ28)

ムーミンとコラボした鉄道路線としても有名でしたが、赤字脱却ならず著作権利用の許諾更新を断念、2019年3月31日にムーミン列車の運転終了しています。
【2022年11月20日(日)】

当日朝は4時に起床、最寄り駅から5:12の初電で出撃


途中の上野駅で朝食を取ろうと思ったら開いてる店が構内にない・・・仕方なく駅のNewdaysでオニギリやパンを買って13番線ホームのベンチで朝食タイム


秋葉原駅から7:32発の特急「新宿わかしお」号(9051M)に乗車します※定期列車ではないので運転日に注意

外出が億劫になるのを恐れて、11月18日(土)の仕事終わりに秋葉原駅みどりの窓口で予め特急券や乗車券を購入していたのです
ついでに模型屋巡り(誘惑に勝ち何も買わず)や「すた丼」飯増しも食べてきました
気づいたらすた丼も値上がりしてた




秋葉原駅でJR総武線を軽く撮り鉄したり、駅構内を散策して時間を潰す


7:32 特急「新宿わかしお号」でJR外房線の大原駅を目指します

乗車したのは1993年に登場したJR東日本の特急電車初のVVVFインバータ制御車両「255系」、以前一度だけ乗ったことありましたが、ソフトな座り心地のシートは快適でした


いつ引退するか分からない車両のひとつなので乗車できて良かったです


駅間が長い停車駅の案内は約5Kmあたりから表示されます

8:54 大原駅に到着

大原駅から「いすみ鉄道」に乗り換え、急行列車も利用できる1日フリー乗車券(1,500円)を券売機前にある売店で購入

9:01 いすみ鉄道の旅がスタート


途中の国吉駅では名物「たこめし弁当」(1,100円だったかな)のホーム立ち売りが
財布を車内のカバンに入れたままだったので購入を断念



9:33 大多喜駅に到着、上総中野行きの列車を待つ間に車庫でアイドリング中のキハ52+キハ28を見ていくことに


タラコ色の頃に何度か見ていますが、国鉄一般色へ塗り替えられたキハ52を見るのは今回が初めてでした(写真は2018年11月訪問時に撮影)

キハ28は連結部しか見えません



2008年に放送されたテレビ番組の企画で作られた待合室、沿線随一の桜の名所ということもあり桜の形をした窓が
匠のアイデアで列車を待つ間も飽きない様に「おみくじ」も設置されています



大多喜駅と上総中野駅・粟又の滝・養老渓谷駅を結ぶ小湊鐵道バスも走っています


東総元駅から久我原駅方向へ歩るくこと約5分にある小学校前踏切で撮影
こちらは通行車両が多いので邪魔にならぬ様ご配慮を



今回はキハ28とキハ52の勇姿を記録するため動画用のボロカメラと三脚も持参
列車の風圧で三脚が倒れない様にカバンで固定



