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カテゴリ:旧型国電
旧型国電 80系:信越本線(高崎駅)
私がまだ中学2年生くらいのときでしょうか、EF12の写真を撮りに両毛線へ行き、帰りに立ち寄った高崎駅で偶然にも80系電車に遭遇しました。後で知ったことですが、信越本線に1往復のみ80系の運用が残っていたらしいです。 撮影は、おそらく手元に残っている乗車券の日付の昭和52年3月12日ではないかと思われます。 高崎方はクハ76300番台でした。後期車でシルヘッダーのない美しいデザインです。飯田線でもこのタイプが使用されていました。 2両目がモハ80300番台で、その他のモハ・サハ3両は0番台だったようです。 0番台は旧型客車と同様のスタイルのまま電車化されたデザインで、やはり古さを感じさせます。 この写真を見て初めて気が付いたのですが、0番台と300番台はドアの下辺の位置が違っており、おそらく台枠の厚みが違っているのではないかと思われます。上辺の高さが揃っていることからドアの大きさが異なっているのは明らかで、互換性が無いことが判ります。模型化されるとこの辺りもポイントになりそうですね。 長野方は改造車のクハ85300番台になっており、こちらはカラーで撮っていました。フィルムが無くなってチェンジした後なのかもしれません。 こちらも拡大して見てみるとドア下辺の高さの違いが判ります。 高崎駅も新幹線の開業によって大きな連絡橋ができてしまいました。ホーム自体は面影があるようですが、空の広さがすっかり変わってしまいましたね。 こちらは6×6判で撮った写真です。隣には両毛線の70系も写っていますね。 この写真は編成が異なっているので、別の日に撮影したもののようです。両毛線の70系がもう一度撮りたくて、単独で高崎まで行ったような記憶があります。時期的には同じ昭和52年だと思われます。 跨線橋も木造で、大宮駅も同様でしたが、新幹線の建設で大きく変わりました。 この頃から既に旧型国電の淘汰のために115系1000番台の製造が始まっており、70系新潟色を皮切りに置換えが進められました。 当時は碓氷峠や未だ新型電機の部類であったEF63自体に興味がありませんでしたので、もちろん碓氷峠を行く80系の写真はありません。もう4~5年くらい残っていれば、間違いなく横軽に行っていたことでしょう。 横軽を行く80系も見てみたかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.11.21 07:04:36
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