久しぶりに熱海駅でウォッチングしてみました。まずは乗り入れをしている伊豆急行の普通電車からです。大昔は自社発注の車両で賄っていましたが、近年は他社中古車からの導入が進んでいますね。まずは元東急8000系。

 

 こちらは伊豆急でもそのまんま8000系を名乗っていますが、そこは素晴らしいロケーションを活かす観光電車化の改造が施され、車内は通勤電車とは全くの別物です。外観もよく見ると種車の違いからサイドのコルゲートの有無や前面スカートの塗装違いが見られます。

 

 そして最新は意表のJR東日本から導入した元209系は3000系電車。愛称は「アロハ電車」といい、こちらもリゾート仕様の外観が目立ちます。で、こちらもスカートが2色仕様です。種車は元JR東日本と申しましたが、詳しくは千葉県で活躍していた209系2100番台。内装では導入前よりトイレをはじめ様々な機器更新がされており、8000系改造よりお手軽等もあったようです。それにしても場所は変われど・・”海”にご縁がありそうな車輛ですね。(笑)そして前記した8000系の入替にもになっているとか。

 

 最後は元特急電車の2100系。”リゾート21”でデビューしたのは1985年。今や古参兵ですが、独特の階段状の先頭車座席配置は他社では無い仕様のようにも。そして黒船電車やご当地で有名な金目鯛をモチーフにした通称:キンメ電車。このキンメ電車はR-3編成を普通列車として運用しています。因みにRー4編成が黒船電車で、R-1とR-2編成は既に廃車・解体とか。しかしながらキンメ電車のお得感はバツグンかもしれませんね。派手な金目カラーと金目鯛のイラストは伊豆に来た!感もバッチリのようです。そんな伊豆急の普通列車たちから。

 

 8000系電車。

 2100系。今年は伊豆急行線開業60周年の記念ヘッドマークを掲出。

 最新の3000系電車。通称:アロハ電車のロゴも掲出。