この度いすみ鉄道のキハ28が引退するそうですが、つくづく「名車」だと思います。
どこで見ても同じ車両なのに、何故か本州・九州、場所によって違う雰囲気に見えたのは「国鉄型の不思議」です。
485系でも「はつかり」「いなほ」では同じ車両には見えなかったので、列車のカラーによる雰囲気の違いはあったでしょう。
1113D 急行 月山(下り)2号
キハ28・58・キロ28×4[新ニイ]
1978.8 北余目-砂越
急行「出羽」酒田着後の間合使用、更に「出羽」は「いいで」との共通運用でした。
朝陽が反射して分かりにくいですが、修学旅行塗装の800番台のようです。
(左)1103D 急行 いいで
キハ28・58・キロ28×12[仙コリ・新ニイ・秋カタ]
(右)8001レ 特急 つばさ51号
だいぶ前の「鉄道ピクトリアル」の記事で、「国鉄型は100点は取れないが、どこへ持って行っても80点は取れる」という記述がありました。
急行にも普通列車にも使えて、「出羽」「いいで」や「越後」「ちくま」のような、昼夜兼行の共通運用ができる機動性も特筆されます。
あの頃は、毎日が「イベント」だったなあ…
128D
キハ58+キハ48[仙シウ]
1991.8.14 清川