2003年3月に台湾に行きました。今回は、屏東線の終点枋寮駅のDR2700形気動車の写真をご紹介します。枋寮(Fangliao)駅は高雄駅から61.3kmのところに位置します。2019年に枋寮駅まで電化されました。南廻線が開通する前は、台湾最南端の駅だったそうです。1992年に正式に全線開通した南廻線も、2020年に全線電化されました。
当時の屏東線は、ディーゼル機関車が牽引する旧型客車の普快車や南廻線に直通する莒光号、気動車特急の自強号が主力で運行されていました。
DR2700形は、1966年に東急車輛製造で25両が製造されました。西部幹線の光華号で活躍した後、花東線や南廻線で運行されました。晩年は花東線での運行が有名でしたが、訪れた当時は南廻線でも運行していました。
高雄駅から普快車で枋寮駅に着くと、2両1編成のDR2700形が休んでいました。
広い構内に、ディーゼル機関車がポツンと1両留まっていました。
ネガスキャンした古い画像ですが、最後までご覧頂きありがとうございました。鉄道コムへ