鉄コレ・西武鉄道創立110周年記念BOX | 書斎の汽車・電車

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 西武鉄道オリジナルの「鉄道コレクション」、今年は「創立110周年記念BOX」と銘打って発売されました。

 

 その中身はこれからご紹介しますが、これまで発売された製品の「焼き直し」が中心でして、発売当時買い逃した向きは別として、西武電車の「鉄コレ」なら大抵持っているぞという諸氏にとっては、わざわざ手を出す程のものではないともいえます。

 とはいえ、西武電車ファンとしては、いちおう今回の鉄コレも押さえておくかということで、手を出してしまったのでした。我ながら少々呆れます。まあ、所沢でやっていた先行販売には並ばず、通販での購入と相成りましたが。

 

 BOXの外観はこちらです。

 何故だかモノクロの箱です。印刷代をケチったか?

 中に10個入っているのは標準的な「鉄コレ」です。

 

 中の箱はさすがにカラーでした。右はラインナップです。主に各時代の「2連の電車」を集めたといえましょう。

 

 外回りの紹介に手間をかけすぎました。いよいよ中身のご紹介ですが、まだ、動力等、鉄道模型化作業を何もしていません。お恥ずかしい限りですが、「速報」(という程早くもないか)ということでお許しの程を。

 今回の「目玉」、371系のクモハ375(右)とクハ1331です。

 この塗装、「鉄コレ」では初の製品化となります。

 

 赤電代表として選ばれたクモハ351(右)とサハ1314ですが、ある意味一番問題のある2輛です。

 何しろこれだけでは編成になりません。クモハをどこかで調達して3連化しなければならないというのは困ったものです。

 2連にこだわるなら、クハ1411でも入れてくれればよかったのですが、金型の新規開発はしたくないということなのでしょうか。こうなると、クハ1411をキット改造で作らなくては。

 

 新101系のクモハ291(右)とクモハ292です。思えば「鉄コレ」では初のお目見えとなりますが、カトー製品などもありましたから、余り新鮮味はありません。でも、よく出来たモデルです。

 

 2000系クモハ2401(右)とクハ2402です。最近の姿を模型化するという手もあったと思いますが、この辺は好みの分かれるところです。

 

 30000系クモハ32101(右)とクハ32201.30000系の2連、レギュラー製品でも出ました。当鉄道では動力を入れず、E31に挟んで「甲種輸送」を気取っていましたが、今度は動力を入れてみようかと考えています。それにしても、「鉄コレ」の30000系というと、特別塗装ばかりが目立ちますが、そろそろノーマルタイプ8連セットなんかも見てみたいですね。何といっても「グリ完」はそれなりのお値段がしますからね。

 

 以上、駆け足でのご紹介になりました。最近めっきりくじ運の悪い私のこと、「シークレット」などとは長いこと無縁です。今回もあえなく「外れ」となりました。シークレットは何と電機、E61だそうで、すでに結構なプレミアが付いているようです。ただ、余りにも高くなってしまうと、ワールド工芸製品(の中古品)と大差なくなってしまいます。いずれにしても、そのうち一般発売をしてほしいアイテムであります。

 それにしても、西武鉄道オリジナルの「鉄コレ」、551系の4連とか、801系の4連なんかを期待しているのですが、世の中、なかなか上手くはいかないものです。

 

 これからの課題として、動力、パンタ等必要なパーツの調達とともに、ブック型ケース(専用のものはありません)を用意してやらなくてはと思います。そして、当ブログですが、次回は関門航路のお話(後篇)に戻ります。