総合旅行業務取扱管理者国家試験攻略法 その4 海外旅行実務『点数の稼ぎ方』論 | てぃーふるの未来

てぃーふるの未来

2021年10月1日から投稿をコチラに統一しました。
なお、過去の投稿は
https://t-furu70281.doorblog.jp/

さあ、みんなで子ザメちゃんとおでかけしましょう!

と、いう心で、総合旅行業務取扱管理者国家試験攻略法です。

 

今回は、どちらかというと攻略法というよりは、

合格するための戦術について、個人的な御紹介です。

 

ここ最近の海外旅行実務問題全般を見渡すと、

一番最後の各種海外実務で、点数が取りにくくなっています。

 

各問別に分析してみるとこんな感じですね。

問45 時差計算

→都市Aと都市Bの両方を時差表で見なければならないので

片方が固定されている問題よりも厄介。

 

問46 旅客機の所要時間計算

→一般的な問題だが、行き先がどこ?となってしまうと

手詰まりの問題。やはり海外観光地理の準備が重要ですね~。

 

問47 シェンゲン協定

→ユーキャンのテキストでは普通に出てくるので、

攻略してあれば楽勝

 

問48 航空会社コードとアライアンス

→アライアンスの出題なんてあるのか???という奇問いや鬼門

 

問49 出入国ルール

→市販テキストでこの分野が全部まとまっているものなんか

あるのか?という問題

 

問50 海外の鉄道

→高速列車はひととおり見ておいた方がいいと思います。

 もっとも、ワタクシ一度見直してみようと、

ネットで時刻表を検索したら、

新幹線には遠く及ばない運行本数に萎えてしまいました。

 

問51 国際線持ち込み品

→去年も出ましたよね。

この分野を解説するテキストも見たことがないのですが・・・

 

問52 3レターコード

→ひたすら鍛錬あるのみ

 

個人的に思うのは、海外実務を完全攻略するような

テキスト、問題集はおそらく存在しないのでは?ということ。

本来やってあれば点数稼げるセクションだったと思うのですが、

ここのところの意地悪さは稼げない範囲になってしまった感が。

 

で、次に誰しもが悩まされる海外観光地理ですけれど、

範囲があってないようなセクションですよね~。

 

地理の攻略については、その3でも説明しましたが

ツバサさんの『ツナグ旅』のアドバイスが特に役立ちます。

ワタクシは受験準備を始めてしばらくしてから、

こちらのサイトを見つけて拝見させていただきましたが、

とにかく、地理の攻略法として

是非とも参考にしていただきたいです!!!

 

と、必死になって攻略したとしても、

旅行地理検定級の対策でもしていればともかく、

そこまで特化した対策をしていなければ、

多分点数は6割くらいとれて御の字といったところです。

 

それから、この分野に過剰に時間をかけるのは、

あまりオススメできません。

というのも、かけた時間分だけの点数にならないからです。

 

一方で、海外観光地理の勉強は勉強というよりは

机上旅行みたいな気分になれて楽しいですよね~。

今はネットで色々調べることも出来ますし。

 

個人的には、視覚的に覚えた方がアタマに入りやすいので、

テレビ番組で『世界遺産』とか『新美の巨人達』

『ヨーロッパ トラムの旅』なんかも観ていました。

 

 

 

ここまで考えてみると、絶対に点数を外せないのが

『国際航空運賃』と『旅券法・出入国法令』ですよね~。

 

『旅券法・出入国法令』分野の攻略法は、

『約款』と同じく、過去問の繰り返し練習あるのみです。

もっとも、免税の問題は計算も必要になりますし、

検疫の問題は品目を覚える必要もありますので、

全く同じというわけではないですが、

攻略法の筋的には約款と似通っているのかなぁと思います。

 

一方、『国際航空運賃』については、

暗記ではなく、考える方になりますので、

マイレージ計算、HIPチェック、シーズナリティ判定等々、

基本的な考え方を学んだ後で、

見たことがない過去問を素で解答できるのかということです。

そして『国際航空運賃』は地理とか海外実務と違って

基本的に問題は初見のものしか出ませんし、

しっかり攻略すれば満点を目指すことが出来ます。

 

と、言うことでワタクシの場合

 

・国際航空運賃 満点(40)

・旅券法・出入国法令 満点(40)

・海外観光地理 何とか6割(24)

・海外実務 出来れば6割以上(24)

 

を目指すことにしました。

この状態になれば、128点ありますので、

200点の6割である120点は突破しています。

 

ここで、あれ?となりますよね。

『英語』が計算に入れてありません。

ワタクシは、英語の点数は取れないものとして

それ以外の分野で6割を超えることが出来るように

準備しました。

 

英語については、この試験を受験するためだけに

攻略することは、おそらく不可能だと思いますし、

受験準備で点数を向上させることも難しい話かと。

 

その上、ワタクシ、英語は非常に苦手で、

英語が出来なかったから大学浪人した位ですので、

はじめから過去問6年分の模擬試験練習以外では

一切対策を行いませんでした。

 

ただし、過去問6年分やってみて分かったのは、

時間に余裕があれば、意外と英語も点数がとれたことです。

 

こんな感じで受験準備を進めて、

過去問6年分を1回は制限時間を計って全問模擬試験で実施。

その後は『英語以外』の問題を時間計測して実施。

国際航空運賃の問題はもう1回実施しました。

 

最終的には、大体50分くらいで一回しできるようになりました。

時間的な余裕ができることが、

この試験の攻略ポイントとも言えます。

1回分の問題のやり方ですが、

 

『国際航空運賃』→『入管法・出入国法令』→『海外実務』

→『海外観光地理』→『英語』

 

の順で実施しました。本番も同じでした。

この順序でやる場合に、一番のポイントは

『国際航空運賃』で満点が取れるだけの自信をつけることです。

この試験の超難関、

JRに比べればまだ難易度は簡単だと思いますので、

どうか『国際航空運賃』で満点を目指して下さいませm(_ _)m

 

と、いうことで、今回でこのシリーズお開きです。

御清聴ありがとうございましたm(_ _)m