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2022.11/18 [Fri]
曽根柳坂の櫨(はぜ)並木と久大本線のキハ200形
昨日、有名な曽根柳坂のハゼ並木に行ってみました。
場所
〒839-0827 福岡県久留米市山本町1613−8
数年前、夫と行った時は、すでに紅葉が終わり、オバケのような木が並んでいるだけでしたので、いつか紅葉の盛りに行ってみたいと思っていました。
家を出るときは晴れていたのですが、着いた頃はあいにくの曇り空。
でも、紅葉は、とてもいい感じでした。
落葉も多かったので、もしかすると来週は見頃を過ぎているかも。
イベント前の人が少ないときでしたので、撮影はしやすかったです。
では、動画(3分20秒)でどうぞ。
ハゼは真っ赤に色づくのかと思っていましたが、赤くなるとすぐ落ちてしまうみたいです。
木に残っている状態では朱色からオレンジ、黄色、緑でした。
↓曇り空なのでイマイチのキハ200形の写真(動画からキャプチャー)
並木道の向い側にモミジが何本かあって、すばらしく紅葉していました
赤や朱色、黄色、緑が混ざり合って、錦絵のようでした。
↑ハゼの実
ハゼの実は、和ろうそくの原料になるそうです
ハゼ並木地図↓
県道151号線は、狭い道が多いので、国道を使った方がすんなり行けます。
久留米から210号線で来るときは、道の駅の1つ手前の信号を右折して下さい。
祭り期間中(11/19-11/27)は無料駐車場もあるようです。
昭和39年5月県の天然記念物に指定された櫨(はぜ)並木で、南北約1.2kmに現在約260本が現存します。
ハゼの実は西日本の特産物1つで、18世紀前半から各地で栽培されました。久留米藩でも、享保15年(1730)竹野郡亀王村(現田主丸町)の庄屋竹下武兵衛が初めて栽培し、宝暦年間頃、著名な「松山櫨」を発見して他国にも普及しました。市内では寛保2年(1742)に御井郡国分村鞍打にハゼを植えたことが確認できます。 その後、小郡の内山伊吉が優良種「伊吉ハゼ」を生み出し、筑後ハゼの名声は高くなりました。
青木繁は「わが国は 筑紫の国や 白日別 母います国 櫨多き国」と詠んでいます。
また、新・日本街路樹100景にも選ばれています。
2018年に見に行ったときの櫨並木↓
この近くにはあじさい寺として有名な千光寺もあります。
紫陽花7000株が咲く頃は圧巻の花園が見られます。
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