京都・橿原線系統の普通電車は4両編成が多く、一部の列車は両線を直通し京都~橿原神宮前間を通し運行しますが特急・急行が当たり前のように走っている区間であるため普通電車で京橿間を通し乗車する利用客はいないと見られ、運用の都合で設定されていることがよくわかります。一応大和西大寺跨ぎでの短距離利用で乗り換えをしないで良いという利点はありますが・・・

 

(2020.10.26 橿原神宮前にて撮影)

 

 2番のりばに到着する8810系FL14の普通電車です。この編成は界磁チョッパ制御車初のB更新車で、内装が8600系X71・X72や8800系と同等になっているほか前照灯がLEDライト化されており、一目でB更新車とわかるようになりました。

 

(2020.10.26 橿原神宮前にて撮影)

 

 折り返し大和西大寺行き普通として発車しました。京都・橿原線系統の普通電車は8600系等の丸ボディ車が多く充当されるためB更新で内装を一新していても古参車が多いイメージがありますが8810系等の角ボディ車が来るとそれが半減し、ホッとします。ただ8810系も既に車齢40年以上の古参車ですが・・・

 

(2020.10.26 橿原神宮前にて撮影)

 

 最後は2+2の重連で普通運用に入るVVVF車です。組み合わせは京都方から1249系VE50+1233系VE45で、丁度幕回し中だったので珍しい表示を狙ったところ「普通 石切」が出てきたのでシャッターを切りましたが上手くいったので良かったです。余談ですが石切行きの普通は本数が非常に少なく、撮影出来たらラッキーって思う程ですが撮影当時は土休日の18時台にも1本運行されていました。