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【乗車記】 桂浜・土佐久礼観光と「志国土佐 時代の夜明けのものがたり(開花の抄)」乗車の旅

旅行記

高知を走る観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」。その観光列車に日帰り弾丸で乗車と高知をプチっと観光してきましたのでご紹介いたします。

高知観光その1:桂浜

高知県を代表する観光スポット「桂浜」。車でアクセスすると駐車場から徒歩でアクセスできます。

普通車は1台400円で停めることができます。

桂浜・坂本龍馬像へ向かう駐車場横に、売店スペース「桂浜 海のテラス」「桂浜ミュージアム」がようやくオープンしたそうです。桂浜は何度か訪れていますが、ようやく…と言った感じでしょうか。

坂本龍馬像にご挨拶をしてから…

雄大な太平洋を望む桂浜。

そのそばには日本一カオス?な「桂浜水族館」もあります。

さらにその隣には「五色のテラス」なる展望台のようなものが出来ています。展望台からは桂浜が一望できるようですが、この日はテレビカメラがいたため断念。

一旦ワープ高知へご挨拶

お留守番している「こうちれっちゃくん」と2000系のヘッドマークや運転台、座席などが展示されている「ワープ高知」へご挨拶をして、志国土佐 時代の夜明けのものがたりのきっぷを発券してもらい次なる行程へ。

高知11:42→土佐久礼12:32 特急あしずり3号

夜明けの前に高知駅を11:42に発車する特急「あしずり3号」に乗車します。

やってきたのは2000系の2両編成。いまや2000系は乗る機会が少なくなりつつあるので貴重ですよね。

土佐久礼駅に到着。久礼大正町市場へ

駅前の道路を進み、、、

看板がある交差点を曲がると…

高知観光その2:久礼大正町市場

中土佐町観光拠点施設「ぜよぴあ」と

久礼大正町市場があります。

賑わいを見せる市場内ですが、コロナ後でもほどほどの客入りでしょうか。

フライものを取り扱うお店や

鰹のタタキを販売する鮮魚店など、十数店舗が入店しています。ここ、久礼大正町市場でお昼ご飯を頂きます。

「市場食堂ど久礼もん」さん

メニューはこの6点。

筆者は、「たたき定食」をチョイス。

身がしっかり締まったたたきは逸品そのもの。

一緒についていた鰹のフレークがまた美味しい。お酒が進みそうな…ちょっとしょっぱいながらも美味しかったです。

ちなみに、同行者さんは「漁師のぶっかけ丼」をチョイス。

瓶詰で売られている「かつおのぶっかけ」をそのまま載せた一品で一口頂きましたがこれが美味しい。
瓶詰はちゃんと?買って帰りました。

「市場食堂ど久礼もん」さん、ご馳走さまでした♪

久礼の街をちょびっと散策

穏やかで雄大な太平洋を望み…

津波避難タワーへと上がると…

合間からも同じく海を望むことができます。
冬場になるとここから日の出にダルマ朝陽が見えるのだとか…?

奥にも同じく避難タワーが見えます。

駅に戻り…乗車予定の「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」のお出迎え

奥のトンネルからゆっくり出てきた「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」。

中土佐町の方々に混じってお出迎え&お見送り

列車が過ぎ去ったあとでも、見えなくなるまでずーーっとお見送りをしていました。

筆者は後続の特急「あしずり」で窪川へ

土佐久礼14:38→窪川14:53 特急あしずり5号

乗車券は事前に調達していたので、車内改札で特急券を購入して特急「あしずり5号」で窪川へ追いかけます。

窪川からは観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」に乗車

鬼北町ラッピングと並んだ「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」の復路便・開花の抄に乗車します。

窪川15:13→高知17:53 特急志国土佐 時代の夜明けのものがたり<開花の抄>

窪川駅のホームでばったりとフォロワーさんに会ったりと驚きもありましたが、乗車します。

(画像クリックで拡大表示できます。)

車内販売メニューが若干更新されていて、日高村のトマトソース・パスタが増えていたり、アルコールの値段が変わっていたりと…乗らないうちにちょっとした変化もありました。

土佐久礼で12分停車し、先ほど行った久礼大正町市場からの直売もあります。

そんななかでフォロワーさんが飾っていたのがこちら…!

JR四国の妖精「すまいるえきちゃん」「れっちゃくん」のフィギュアとぬいぐるみ。
可愛いですし、これぞ四国に来た!って感じがなんかあるんですよね…(笑)

停車中に車内販売を利用。
この日はクルマの運転があったため、筆者は「高知の柑橘 飲み比べセット」をチョイス。
左から「柚子」「小夏」「土佐文旦」の3つで1,500円。酸味がある飲み比べで目が覚めちゃいます(笑)

同じような「飲み比べセット」を購入すると、「夜明け」の連結もできます…(笑)

安和駅では2分停車。窓越しで地元の方からのお見送りを受けれます。

まるでお祭りムードがそのまま続いたような感じですね。

そして、そんな安和駅は太平洋を眺めることができる駅ですが、、、天候が変わっちゃいました…。

晴れているときはこんな景色が見えます。

続いて…日本一カオスなおもてなしが受けれる「須崎駅」

到着する1番乗り場の窪川方(先端)付近に、「須崎婦人会」によるお出迎えが待っています。

駅にも大漁旗のような雰囲気でお手製の横断幕が掲げられています。

ここ須崎駅で、「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は19分間停車します。
その19分間の時間を利用して「須崎駅19分劇場」なるものが用意されています。

一例としては、、、乗客を巻き込んだ太鼓や踊りを皆で楽しむ。高知だから、須崎だからこそなせる「おもてなし」で、筆者はこの「おもてなし」がクセになって定期的に乗車しては須崎駅の強烈なおもてなしの洗礼を受けています。(笑)

須崎駅発車後に…新メニューを頂きます。

アテンダントの方から、須崎駅に19分停車する間に出来るんですが、ご提供は発車後になさいますか…?と尋ねられたので、須崎駅発車後に頂きます。

沿線の日高村ではオムライスが有名で、原材料ともなる「シュガートマト」を使用した「日高村のトマトソースパスタ」(1,000円)を頂きます。

お味はというと、、トマトの甘味とうまみが詰まったソースでおいしいんですが、、、パスタの湯で時間が足らなかったのかパスタが非常に硬く…非常にもったいないなと…。
きっと改善されていることを願います…!

まるでジブリの世界の「白石工業土佐工場」

山の斜面に作られたこちらの工場は「白石工業土佐工場」。山の斜面を利用して「炭酸カルシウム」を製造しており、「天空の城ラピュタ」の世界観をこじんまりとしたような雰囲気。
夜運行の「時代の夜明け」を設定して、ここで減速する…といったツアーも楽しそうですよね。

事前予約の食事利用者にはコーヒーかお茶の配布がある「佐川駅」

列車は「佐川駅」に到着。ここでは、事前予約制の食事利用者にコーヒーチケットなるものがあり「コーヒー」か「お茶」を頂くことができます。

「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」特製のカップに入れられたコーヒーとお茶はおしゃれな自転車の台の上に載せられています。

約10分の停車時間に、外に出てちょびっと散策も…。
天気がよかったら傾きつつある夕日ともに田舎らしさを感じる雰囲気になっていたのでしょうか。

車内販売でスイーツとグッズの購入

佐川駅を出た後、スイーツとオリジナルグッズの販売があり、、、

「はりまやプリン」(550円)を頂きましたが、、、
毎回「開花の抄」でラスト1個です…とか言われて購入しちゃうんですよね…。不思議なもんです(笑)

日下駅で4分停車。窓越しでも「おもてなし」

いろいろなボードが用意され、乗客に応じて窓越しにメッセージを送ってくれます。

このように「窓越しの出会いに感謝です。」なんて言われるとまた行きたくなりますし、今度は「村の駅 ひだか」にも行ってみたくなりますね。

日本で一番きれいと言われる「仁淀川」を渡ります。

このとき、既に天気はよろしくない状態でしたが、、透き通った川の水は、よほどの雨のとき以外は澄んでてきれいでした。

そして、いつも恒例となった河川敷でのお見送り。
ここのお見送りもいつしか豪華になっていますね。進化する観光列車はこういうところなのかなと実感します。

映画「竜とそばかすの姫」のモデル駅・伊野駅で特別降車

運転停車をしていた、「伊野駅」は映画「竜とそばかすの姫」の劇中に何度も登場した駅。
運転停車でドアの開放はありませんでしたが、現在特別に降りてちょっぴり散策することができます。

駅名表示に味がある伊野駅駅舎。

この光景、この向きでよく登場していました。

駅舎内には「竜とそばかすの姫」で登場してくるシーンが貼られていたり、

駅名標が特別仕様になっています。
「伊野駅」の駅舎看板自体が趣がありますし、「竜とそばかすの姫」のコラボがなくなったとしても、特別降車・下車散策は続けてほしいですね。乗客も座ってばっかりだと疲れちゃいますし。

ちなみに、いの町周辺観光マップにはこのように舞台のモデル巡り用を兼ねたものになっています。

楽しい「夜明け」の時間はあっという間。終点の高知に到着。

あっという間に、「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」開花の抄の旅は終わり、終点の高知駅に。
最後にアテンダントさんにご挨拶をして帰路につくかと思いきや…

須崎名物・鍋焼きラーメンを高知で頂きます。

高知駅から徒歩約4分ほどのところにある、「鍋焼きラーメン千秋」。

メニューは「鍋焼きラーメン」と「ご飯」のみ。

筆者は「鍋焼きラーメン」大と「ご飯」小をチョイス。
注文してしばらく待つと…やって来たのはお鍋。

蓋を開けると…非常に熱そうな…でもちょっぴり煮込まれたスープがいい匂いで早く食べたくなります。

ただ、鍋焼きなので非常に熱く猫舌にはきつい一品。

中には卵が入っており、これが麺に絡んでよりおいしさが増します。
お味は、、、しっかり鶏の出汁の旨味と濃い醤油味でご飯との相性もピッタリ。
さらにご飯をぶち込んで、最後は雑炊にしても美味しいという…なんと違った楽しみ方もできます。
須崎で食べるのもいいですが、ここ高知で手軽に食べれるってのもいいですね。ご馳走様でした。

いつ行っても進化する観光列車

高知を走る観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」。
いつ乗っても進化を遂げて、だからこそ何度も乗りたくなって、おもてなしの方々の顔を見たくなり、また乗りたくなる…。素敵な観光列車でした。
ぜひ皆様も訪れてみてはいかがでしょうか。

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