みなさんこんにちは。前回からの続きです。


3年振りに、今年は現地開催となった鉄道イベント「きんてつ鉄道まつり」。

会場の「五位堂検修車庫(奈良県香芝市)」の訪問記をお送りしています。



会場内をあちゃこちゃと巡って来ましたが、最後にイベント最大の目玉、車両展示を拝見しています。
線路内に入れるだけでも、うれしいのですが。


並んだ列車の、向かって右端に留められていたのが「20000形 楽」でした。
こちらもやはり団体専用列車ですが、他では見たことのない塗装です。「漆メタリック」と言うのだそうです。


そういえば、この「楽」。1990(平成2)年のデビューから30年を迎えた2年前、塗装を含めて大規模なリニューアルがなされました。
当時は、お試し乗車というので臨時運行もなされたのを思い出します。



ところで、リニューアル前の「楽」はこのような外観でした。大人のシックな様相とは異なり明るい色彩で、まったくイメージが違います。
わたしなどは、こちらの印象がまだ強いのですが(汗)出典①。


ところで、この車両もやはり、近鉄特急の伝統である「ビスタカー」の文字が、車側にあります。編成全体にわたり、床面が高く取られたハイデッカー構造で、一部は二階建てです。





窓も大きく取られており、迫力の側面です。
一般使用を想定していないゆえの、ゆとりあるものだと感じます。



車内も、それに違わない設えです。
個人的に大変気になるのは、運転室真後ろの、前面展望を楽しむための、靴を脱いで上がるこのフリースペース!乗ってみたいm(_ _)m



そういったことで、最初から最後まで、実にわくわくさせられた、3年振りの「近鉄鉄道まつり」でした。実際に車両基地の内部を拝見出来るというのは、本当に意義深いものです。




さて、ここからは帰阪の途に就くことにします。行きに取り上げましたが、現在では貴重な存在となった、通称「パタパタ」が活躍する「五位堂駅(同)」。



これも、いつまでも残ってほしいと思える「鉄道遺産」だと感じます。
なにより見やすく、わかりやすいですし…


頃合い良く、急行がやって来ました。
これで大阪へと戻ります。


さらに次回に続きます。

今日はこんなところです。


(出典①近鉄ホームページ「鉄路の名優」)