昭和58年5月に奥羽本線十文字駅で発行されました、「おが 号」の十文字→上野の急行券・指定席券です。
新潟印刷調製の券で、列車名、乗車駅、下車駅、発車時刻は印刷となります。
急行「おが号」は昭和57年11月15日の時刻改正で、昼行の気動車運転の定期列車が廃止され、当時は夜行運転の客車列車1本のみが季節列車として運行されており、定期列車の急行「津軽号」も運転されておりましたが、十文字駅には季節列車である夜行の「おが号」専用の券が設備されておりました。
当時の急行「おが号」は14系客車の座席車による運転でしたが、昭和57年11月15日から20系客車による運転となった急行「津軽号」の座席車の混雑がひどかったため、「おが号」と「津軽号」の編成を入れ替える事になり、昭和58年7月から「おが号」が20系客車で運転されるようになりました。