PHOTO:なかなかカッコいいケーブルカーです。
モノレールやケーブルカーが「鉄道」に入るのか?ということについては色々な意見があると思いますが、私はレールが2本あることや、そこを走っている車両が電車みたいな乗り物ならば「鉄道」に入れておこう!という解釈をしています。
モノレールやケーブルカーが「鉄道」に入るのか?ということについては色々な意見があると思いますが、私はレールが2本あることや、そこを走っている車両が電車みたいな乗り物ならば「鉄道」に入れておこう!という解釈をしています。
ということで、今回乗車するのは神奈川県伊勢原市にある「大山ケーブルカー」に乗車してきました。
②阿夫利神社駅(※※)→大山ケーブル駅(※※) 臨時便の為、時刻は10時17分頃発車
今回乗車する「大山ケーブルカー」は、伊勢原市の大山ケーブル駅から阿夫利神社駅に至る大山観光鉄道の鋼索線で、名称として「大山ケーブルカー」と呼ばれています。
このケーブルカーは丹沢山地の南東にある大山を登るためのケーブルカーで、山上にある大山ら阿夫利神社への参拝の他、大山・ヤビツ峠方面へのハイキングなどに利用されています(平時の営業時間は9時から、土・休日でも8時30分からというのは、ハイキングや登山には遅いような気がするのですが…。)。
速い時間帯のケーブルカーに乗ろう!と思い、品川の家は朝の7時に出発したのですが、東名高速が大渋滞!ということで、大山に到着したのは9時でした。どこかの駐車場にバイクを入れて…と思っていたのですが、既にこの時間では市営駐車場は満車ということで、臨時で大山小学校の校庭が駐車場になっていましたので、ここにバイクを停めて、駐車場から大山ケーブルの乗り場まではシャトルバスで向かいました(駐車場は無料、シャトルバスは片道100円ですので、この行き方がベターです。上まで来るまで向かっても駐車場がありませんので、結局、下ってくる途中の有料駐車場に停めるか、この場所に来るかの選択になります。)。
で、シャトル場所でケーブルカーの乗り場に到着した…と思っていたのですが、実はケーブルカーの乗り場はこの場所(里)から離れていることが分かりました。その距離、実に徒歩で15分、しかもほとんどが階段ということで、東京駅の京葉線ホームが遠いなんてかわいく思えるくらい、ひたすら山道を歩きました。
で歩くこと13分、ようやく大山ケーブル駅に到着したのですが、そこには人が山ほど集まっており、結局、乗車券を購入してから待つこと30分、ようやく、通勤列車並みに混雑したケーブルカーに乗車することができました。
大山ケーブルカーは、全長800m、標高差400m(678m-278m)、最大勾配400‰の区間を6分かけて登っていきます。全国のケーブルカーの中で唯一、すれ違い箇所に駅があることも注目のポイントです。
そして、現在使用されている車両は、2015年10月に新造された車両で、デザインは小田急のロマンスカー(VSE・MSE)や箱根登山鉄道りアレグラ号のデザインを手がけた岡部憲明さんがデザインした車両とのことでした。
シャトルバスで大山ケーブル駅の里に到着し、そこから大山ケーブル駅まで歩いて13分…という看板を見たときは「帰ろう…」と思ったのですが、たぶん、次に来ても13分が5分になるわけではありませんので、覚悟を決めて行ってきました。
たぶん、私が乗車した列車等の中では一番過酷な列車だったと思います…。
※乗車日は11月12日(土)です。
【乗車日:令和 4年11月12日(土)】
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