鳴子温泉で駅弁！
DL東北DC陸羽東線号で鳴子温泉にやってきました。
訪れるのは2019年の風っこ湯けむり紅葉号以来です。
↑そのときの記事
そのとき浸かった駅前のぽっぽの足湯も健在でした！
折り返しまでの時間までの間に先ほどもらったお弁当を食べちゃいましょう。
どうやらツアー専用の昼食スペースが用意されているみたいなのでそこに向かいます。
駅から数分歩いたところに公園があって、そこに白いテントがたくさん並んでいました。
ここが昼食スペースのようです。
入り口でお水をもらって…
改めてお弁当です！
今回のSL運行に合わせた特別な掛け紙になっています！
側面にもSL…！
…なんだか背景が寝台特急「あけぼの」のヘッドマークデザインに似ているような…？
反対側には12系の方向幕をイメージした特製の行き先表示が…！
列車にも貼り付けてくれたら楽しいのに(笑)
このお弁当、このツアーに合わせて作られた…のではなく、掛紙をめくると本来の姿が露わになりました。
「宮城おおさき弁当」。今回のDCに合わせて登場したお弁当で、仙台駅・古川駅のNewDaysで販売されています。
本来の掛け紙にはなぜかキハ110系のペーパークラフトがついています(笑)
掛け紙を取ると…なにやらきっぷみたいなものが挟まっています。
これを見せると鳴子温泉の公衆浴場が100円引きになるそうですが…
入りに行く暇がない…
中は2段のお弁当になっていて、伊達ざくらポークのみそ焼きやマスのみそ粕漬け焼き(大崎産酒粕・糀みそ使用)、大崎名物しそ巻きなどここ鳴子温泉が位置する大崎市の名物がたくさん入っています！
個人的には温泉マークの焼印入りの卵焼きがうれしいところ。
焼印入りの卵焼きすき
穏やかな風が流れる中、美味しくいただくことができました！
SLに乗車！
お弁当食べていたらあっという間に帰りの時刻に。
駅に戻ります。
帰りは行きの折り返し、「SL東北DC陸羽東線号」で帰ります。
帰りはSLが牽引します！
改札口の中に入ってその勇姿を撮ろうとしましたが…
ホームの長さが足りず、前からは撮れないみたいでした。
編成後部を見てみると、行きにこの列車を牽引してきたDE10が客車から切り離されて停車していました。
DE10は列車より少しあとに単機回送で戻るみたいです。
車内に入ります。
13:05、定刻より2分遅れてSL東北DC陸羽東線号は鳴子温泉を発車しました。
のんびりSL旅の始まりです🚂
列車は小牛田へ向け走っていきます。
うわっ…！
行きにも増して人がたくさん…！
D51はそんな見物人や撮り鉄に応えるかのように汽笛を鳴らします。
…というか鳴らしすぎ。10秒に1回くらい鳴ってます(笑)
池月で運転停車。
ここにもたくさんの方が見に来ていました。
盛大に煙を上げて発車。
みなさんいい写真撮れているでしょうか？
岩出山停車
行きと同じく岩出山にて停車しました。
さっそく先頭に行って写真を…
人がたくさんいるのでなかなか撮れない…
そんな中、黄色いヘルメットをかぶった作業員の方が非接触温度計でSLの温度を計測していました。
普段は走らない線区。小さな異常も見逃さない体制が取られているようです。
こちらは最後部。
行きは見えなかった12系のおしりが見えています。
あたりに漂う石炭の匂い、そしてSLに牽かれた客車列車が止まる光景。
昔はどこででも見られた光景なのでしょうね…
(12系ではなかったかもですが)
次は古川に停車です。
西古川～古川
岩出山を出た列車は先ほど通った西古川を通過！
保存されているSLに汽笛で挨拶です。
このSL、解体の計画があるらしく、次に陸羽東線にSLが走るときはいなくなっているかもしれません…
古川に到着。
ここでも写真撮影タイムです。
新幹線駅をバックにSL！
なかなかの違和感ですね(笑)
SLの旅もあと少し。
めったに味わえない陸羽東線SLの旅を最後まで楽しみます。
小牛田到着
古川を出た列車は相変わらず汽笛を連発しながら走っていきます。
土手にはすごい人の群れ…が煙に飲み込まれようとしています。
小牛田の手前、北浦で運転停車。
下り普通列車と行き違いです。
北浦を発車した列車はラストスパート。
黄金色の絨毯が広がっているかのような風景の中を走っていきます。
東北本線と合流、風っこが見えたところで終点の小牛田に到着。
楽しいSL客レの旅でした…！
先頭に行くと、SLの前方に作業員が2人乗っています。
2人を乗せたまま、最後に一声汽笛を鳴らし、SLは小牛田運輸区へと回送されていきました。
またまた古川へ
ここからは今日の宿泊地を目指します。
乗るのは陸羽東線の普通列車。
またまた古川へ逆戻りです。
一旦改札の外へ。
古川駅のお土産屋さんを覗いてみました。
E5系で北へ
ここからは東北新幹線に乗車します！
向かうのは…
盛岡です！
昨日仙台まで南下したのに再び北上するのです(笑)
構内に入ると先ほど食べたおおさき弁当の紹介ポスターが…
鳴子温泉の玄関口でもあるためか、大きなこけしも飾られていました。
ホームに上がり、しばらく待っているとE5系10両編成がやってきました。
やまびこ63号。終点の盛岡まで各駅に停まる列車です。
自由席に乗車し、盛岡を目指します！
また登場…？
古川を出て最初の駅、くりこま高原に停車。
1990年に開業した駅です。
さて、東北路を進む新幹線の車窓のお供といえばやっぱり駅弁でしょう。
今回はこちらの駅弁にしてみました。
宮城おおさき弁当です！
………さっき鳴子温泉で食べたものと同じでは？
…これにはわけがあるのです。
先ほど乗車したDL東北DC陸羽東線号、SL東北DC陸羽東線号は「びゅう」で申し込みました。
現地発着プランは片道ずつしか発売されていなかったため、往路と復路をそれぞれ予約する形に。
それぞれは別々のプランであり、そして…両方ともお弁当付きだったのです。
ということで往復乗車した私は2個お弁当をもらうこととなってしまったのでした(笑)
帰りの車内で同じ弁当を渡されたときの困惑といったらもう…
しかたないので今食べちゃいましょう。
宮城おおさき弁当。とっても美味しいお弁当です。
まあ、欲を言えば次回以降の旅行で食べたかった気がします。
8年ぶりの盛岡
お弁当を食べている間に列車は北上。
終点の盛岡に到着しました。
盛岡に降り立つのは(連結見学を除いて)カシオペア乗車の旅以来ですから…8年ぶり。
前回は駅のどこかでわんこそば食べた気がします。
ホームから降りると、釜石線を走るSL銀河の展示が。
れ～るとりっぷでまひそら百合っぷる成立に一役買った列車ですし、2023年には引退してしまうので乗ってみたいのですが…
きっぷも取れないし乗れないかな…
改札を出てみます。
前来たのが8年前なので、まったく雰囲気を覚えていません。
こんなだったかな…？
山田線とか田沢湖線の行き先が並んでいます。
いつかは乗りたい路線たちばかりです。
岩手といえば小岩井農場ということで、駅ビル「フェザン」の中にある小岩井農場のジェラートを売っているお店にやってきました。
人気の「牛さんのおちち」を…！
優しいミルクの味を感じます。
なお、このお店、旅行後の9月26日に閉店となったとか。残念…
トレインビューのお部屋
本日泊まるのは駅ビル直結のホテルメトロポリタン盛岡！
案内されたお部屋からは東北新幹線の高架が目の前に！
トレインビューのお部屋でした。
日が暮れる中、しばらく行き来する新幹線を眺めていました。
盛岡の夜
さて、日がとっぷりと暮れた後…再び駅ビルに向かいます。
今日は駅弁を2つも食べちゃったので夜はかる～く…
三陸和酒 磯乃の「磯ラーメン」に！
三陸産の魚介がたっぷり入った塩ラーメンでした。
ということで5日目はここまで。
次回からは最終日・6日目の様子をご紹介します。
それでは。
★乗車データ
9722レ 団体 SL東北DC陸羽東線号 小牛田行き 鳴子温泉(13:03)→小牛田(14:49)
D51 498+スハフ12 162+オハ12 366+オハ12 367+スハフ12 161
5727D 普通 古川行き小牛田(15:23 15:27)→古川(15:35 15:38)※対向列車遅れによる遅れ
キハ110系 キハ111-220
63B はやぶさ63号 盛岡行き 古川(15:52)→盛岡(16:54)⑫ E5系 U10編成
次回
前回
最初から
