荷物車 スニ41はその昔、急行「能登」などに連結されていた車両で夜行列車での新聞輸送などに使われていたようです。
実車は上野駅で「能登」に連結されているのを見たぐらいです。
今回はそのスニ41の模型についてのお話です。
こちらはマイクロエースの「鳥海」基本セットなどに含まれていたものです。
ライト不点灯のジャンクで¥1,000でした。
ライト不点灯なら自分で直せるという根拠のない自信で購入して修理することにしました。
(電球切れでなければ大抵は集電不良なんで接触部分の改善で直るかと)
両側ライト点灯と扉が開くギミックも面白いので。
おまけにテールライトOFF/ONスイッチも装備で¥1,000です。
もうKATOのスニ41も発売されていたのでお安くなっていたのもあったでしょうね。
台車か車体か。裏返して弄っている間に床板と車体、ドアが分離してしまいました。
特にどこか部品が割れたとかでもなく、ただ弄っているだけで?パーツの組付けが悪かったのかどうか分かりませんが。
ベンチレータとガラスは接着剤止めですね。
分解する時はドア下のステップを破損しないように注意です。
車軸(車輪側面)からの集電なので転がり抵抗は少なめです。
右が車掌室側です。ウェイトが凸型に曲がっているのはドア解放部分を避けるためです。
わざわざ避けなくても良かったんじゃないかと思いますが、荷物室の間仕切りも兼ねてるのかな?
ということで大したこともせず集電部分を少し弄っただけでテールライトは復活。
両側のテールライトが点灯するのがマイクロエース製品の特長です。車掌室じゃない側を編成端に持ってきてもテールライトが点灯するのでサマになります。
後は逆順に組み立てるだけです。分解したというか勝手にバラバラになっただけですけど(笑)
しかしこの室内の緑色はちょっと惜しいな、ということでよもぎ色で塗り直すことにしました。
側面から。ドアを開けた状態です。真ん中のドアだけを開けることができますので荷物を積んでも楽しいかもですね。
反対の側面から。開いたドアの向こうが見えるのは楽しいですね。
床下機器です。下のがマイクロエースです。
上はキングスホビーのキットです。
マイクロエースなので標記類は細かく再現されています。
カプラーはKATOの車間短縮カプラーに交換していますので車間は短くなりました。窓のサイズがおかしいのが難点です、馬面が余計に馬面に見えます。
ちなみにこちらはキングスホビーのスニ41。
荷物室側板はプラ、その他は真鍮製のマルチマテリアルキットです。
下手なので写真はこれぐらいにしておきますが。
夜行列車のお供や荷物列車で個性を出す存在としてスニ41が1両あればバラエティーに富んだ編成が組めますね。
編成も色々研究してみると楽しいかと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。