こんにちは(`・ω・´)ゞ
お立ち寄り頂きまして
ありがとうございます
午前10時に繁多寺を出発し
淡路ヶ峠、鶴ヶ畝尾根を一番池まで辿って来ました
ここから、宝ノ谷を挟んだ隣の尾根を折り返し
宝ヶ峯経由で繁多寺に戻る予定です
前回の「四国霊場50番繁多寺から淡路ヶ峠へ」から続きます
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秋晴れの空の下、正午を過ぎても
宝ヶ峯への尾根の取付き口が見つからず(;'∀')
一番池の提体部からアクセスを試みるも
草の繁茂が半端なく、合羽無しでは無理っぽい
そうだ!
今回の参考にとプリントアウトしたGPSログがあるやん!
↑GPSログはこちらの記事からお借りしました
このログで尾根の取付き場所を確認すればええやん
資材置場隣の水路沿いを一番池へ遡ると
水門の脇で踏み跡が右へと続いてる
踏み跡は石柱を渡した小川を渡り
右の祠から尾根へと続く小道と合流してる
これやこれこれ!
折角なので、祠で道中の安全と無事をお願いして行きましょうかね
一番池と接する場所に宝ヶ峯の標識あり
初めての標識なので此処が登山口なのかも
杉の植林の中を進みます
一つ目の鉄塔を潜ると自然林に
どんどん標高を上げます
二つ目の鉄塔は標高284mの宝ヶ峯に建ってる
此処からの展望は淡路ヶ峠ほどは無いけど
標高が少し高い分だけ、東温アルプスや石鎚山も見る事が出来ました
宝ヶ峯のピークから四方に道が通じてる
宝ヶ峯より松山城・三津浜方面
尾根を南へ進みます
宝ヶ峯より先の尾根を辿る道は
いつ頃出来たのか地形図には載ってない
鞍部から次のピークへの急登!
ロープが張られており迷う事は無いっす
まったく展望の無いピークを越えます
繫多寺より淡路ヶ峠へのルートと合流
この分岐は10時45分に辿った地点で
2時間45分を要して時計回りで一周して来ました
このまま、往路と同じコースをピストンして戻るのも嫌なので
Uターンして道無き支尾根を下ってみようかな
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途中までは何とか降る事が出来たけど
もう少しの処で藪が深くなり
行き詰まって再び登り返す羽目に
登り返す途中で支尾根にブリキの壁が見えた
近寄ると隣は果樹園になってる模様
何とか果樹園の端っこを通らせて貰えないだろうか
果樹園に侵入を図る猪の如く
周辺を彷徨い、壁の無い場所を見つけたけど荒れてて断念
この辺りにはかつて道があったのか、
地形図には道のラインが複数載ってる
サッポロビールのプルタブ缶
こうした遺物も沢山ありました
プルタブより新しいステイオンタブの缶もある
Stay-on tabが日本で初めて登場したのが平成元年で
わずか数年で殆どの飲料用の缶で使用される様になったそうな
平成の初め頃には、この辺りもまだ拓けてたのかなぁ~
サッポロビールの空き缶
拾って帰ってヤフオクに出品しようかなぁ(笑)
もっと前はこうした専用の缶切りが付属していましたねぇ
えっ!知らない?
もう、おいちゃんしか知らんよね
昨年アサヒからこんな缶ビールも発売されたよね
何も知らずに開けたら、
いっぱい泡がこぼれて往生したがね
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古の道なき斜面を下るのを諦めて
繁多寺からのルートに戻り、
松山幹線45番鉄塔下で地図を眺める
地形図には載ってないけど
今回の参考にした方のGPSトラックログでは
ここから芝ヶ峠の方へ分岐してる
周辺を見回すと分岐する道があって
小さな標識には芝ヶ峠・山田池と書かれてる
この道を辿ってみるかと思案してると
年配の方(以降神と呼ばせて頂きやす)が
淡路ヶ峠方面より通りかかりました
此処から芝ヶ峠(しばがとう)へ行けるんですね~
「そうだよ!地図をあげようか」と言ってくれて
地形図に載ってない道も
GPSトラックログで細かく辿られた周辺図を頂きました
裏面には目的地とコース毎に所要時間が記された表もあって
この辺では史上最強の完璧な地図じゃがね
農道跡の分岐まで神様の後に従い
「芝ヶ峠まで一緒に行くか」と言って下さったけど
頂いた地図を見乍ら周辺を把握してから決めますと此処でお別れ
時間も考慮して、芝ヶ峠までは無理でも
行ける処まで辿ってみようかと
遅れ馳せながら、神様の地図を頼りに
神様の往かれた芝ヶ峠・山田池方面へ
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この廃農道は一番池から山へ分け入り
途中から右の泉ヶ谷を詰めて続いてる
この先の園地が既に廃園になっているので
途中から車両が入れない様にしてたけど
それ以前は絶好の不法投棄場所だったと思われ
農道下には多くのゴミが投棄された跡がある
山側の斜面にはモノレール廃線跡に
モノラックの草ヒロ
ミカン農家の重労働・危険作業の軽減
更に、ミカン収穫量のアップに寄与してきたモノラック
みかん県ではお馴染みだった
米山工業(株)のコマーシャル
2019年に宇和島市の九島で夥しい廃線跡を目にしたけど
愛媛県だけでもモノラックの廃線の総延長はどの位あるのかな?
地球一周って言うと大袈裟かぁw
勿論モノラックは、現在も柑橘園地で大活躍中ですが
ミカンの生産量は昔に比べて大きく減りました
米山工業はこの凋落を予測して見事に変化に対応
みかん⇒林業⇒地下鉄工事現場と
時代の変遷に対応して様々な現場にモノレールを送り出しました
モノラック⇒ツリーラック⇒モグラック
松山市を舞台にした1988年公開の
映画「ダウンタウンヒーローズ」
山田洋次監督のこの映画に登場する伊予鉄道1号機のレプリカも
米山工業(株)が製作した事は有名ですね
列車の走行シーンは宇和島鉄道協会の協力で
廃線になったばかりの内子線(五十崎町)で撮影
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泉ヶ谷
現在もここまでは車で来られます
泉ヶ谷の分岐から地形図に無い道を芝ヶ峠・山田池方面へ進みます
しっかりとした踏み跡を進むと分岐(A地点)が現れ
左へ進むと松山幹線44番鉄塔に出ました
鉄塔が建つピークから泉ヶ谷方面を眺めると
先程彷徨った斜面と果樹園が見える
次のピークに向けて鉄塔から先にも薄い踏み跡が続いてるけど
ここで折り返して分岐(A地点)まで戻ります
左の道は地形図には載っておらず
里山散策の為に有志の方が作られた道と思われ
標識には「芝ヶ峠・倉谷山」と記されており、こちらを辿ります
復路では此処から右の山田池方面へ下りたいと思います
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更に進んでいくと
道が左右に分かれている分岐があって
標識には「右の方が少し楽」って書いてるけど
100mほど先で合流するのでどちらを歩いてもOK
この辺の道は神様達で作られたそうな
神様は地元の方では無く、
定年になって奥様の地元松山に戻られたそうな
前日も黒森山を歩いたとの事で膝を痛がっておられました
この分岐は左側を辿って
復路で右側を通るつもり
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しばらく進むと二つのルートは合流しますが
そこに竹製ベンチが設置されていました
更に少し進むとまた分岐があり
標識にはまっすぐ進むユーカリ畑と
左に下る谷コースの表示がある
ここを真っ直ぐ進むと、小さなピークに出て森が開ける
樹木が開けたユーカリ畑
しかし、開けた畑は却って
何処が道なのか踏み跡が分かり辛く
畑の中をしばらく彷徨ったのちに、
出口を見つけて飛び込み、進むとまたまた分岐が・・・
ユーカリ畑と谷コース?
どこかで見た気が・・・しなかったあるよw
更に進むと竹製ベンチと分岐が・・・
さっきはベンチ左にあったけど…
今度は右にある(笑)
幾らなんでも、
そろそろ気付いても良かっぺ
全く気が付かないけど、
大丈夫なのか( ^ω^)・・・
何がって、頭よ頭!
最初の分岐まで戻って、やっと気付いた!
こ、この場所は・・・
なんでや~!どないなっとんねん?
頭が真っ白になった処に
神様が右の道を下って来た
神様降臨!
「|ω・`)ノ ヤァ!やっぱり来られたんですね」
神様!私は狐か狸に化かされたのでしょうか?
ユーカリ畑に出て更に先に進んだと思ったら
何故かここに戻ってたんですぅ~( ;∀;)
如何に神様と雖も
阿保に付ける薬はおまへんで~
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時刻は15時前となりました
秋の日は釣瓶落としやけんね~
もう引き返そうかとも思ったけど
芝ヶ峠までもう少しとの事で再チャレンジ
今度は、さっき思わぬ大敗を喫した
魔物が住むユーカリ畑ルートを諦め
谷コースで左の谷へ下り
43番鉄塔近くの尾根に登り返しました
谷は既に薄暗く、心の余裕が無かったのか
尾根に這い上がるまで1枚も写真を撮っていません(笑)
柑橘栽培が盛んな頃は
東・南・西向き斜面は一面果樹園だったと思われ
農作業道が隅々まで通ってるけど
かなり荒れてて、大きな石も転がってる
ヘアピンカーブの分岐を右に折れユーカリ畑へ向かいます
ユーカリ畑で農作業道は詰まってる
小さなピークにユーカリが植えられてる
こちら側からだと踏み跡が明確でした
真っ直ぐに続く踏み跡を辿り
ユーカリ畑を通り抜けると
14時44分に引き返した場所に
反対側より到達してGPS軌跡が繋がった
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a地点の分岐から山田池方面へ
左に折れて石井連絡線5番鉄塔を潜る
鉄塔を過ぎて右の支尾根を下るつもりだったけど
踏み跡を進んでて
気が付くと既に左の谷に降りてた
ここは急傾斜だったので再び鉄塔まで登り返す気力も無く
このまま農道を山田池方面に進みます
この辺りは殆ど廃園になっており
コンクリート舗装された農道も
車で走れない程に荒れていました
15時54分にしっかりした車道に合流
この道は山田池の山側沿岸を抜ける道みたい
先程確認出来なかった支尾根を下る道は
ここに通じてるはずだけど・・・
果樹園の廃園と共に廃道となったのでしょうか
道らしきものは確認出来ず・・・
アスファルトの道が繁多寺まで続きます
16時14分、繁多寺に戻りました
予定以上に歩いたけどやっと終わったぜよ
Start:10:01 Goal:16:12 11.6km
所要時間 6時間11分(休憩、道迷い等含む)
GPSトラックログによる3D動画 0分54秒
長くなりましたが
最後までご覧頂きましてありがとうございました
おわり
では、また
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