秋の乗り放題パス 2020秋 その30 | 続アメマのおとしもの

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田川後藤寺から日田彦山線小倉行に乗って、旅の最後を楽しんどります。

 

 

 

採銅所で田川後藤寺行の反対列車と交換。採銅所はその名の通り、この付近で銅が採取されていたからだそうな。

 

 

 

呼野には現ホームの下に、スイッチバック時代の旧ホームが残っています。

 

 

 

石原町が近づくと、奥には石灰石が採掘されている山が見え、その手前に茶色の柵が並び、奥へと続く道が見えます。これは三菱マテリアル東谷鉱山専用線の跡です。

 

 

 

専用線のレールは日田彦山線に並走して残っていました。

 

 

 

東谷川を渡るところには橋梁もまだありました。1996(平成8)年に運行を休止し、1999(平成11)年に正式に廃止になったそうです。

 

 

 

石原町の駅構内は貨物輸送の名残の側線が、草生した中に眠っています。

 

 

 

石原町では添田行と交換。

 

 

 

そして日豊本線との接続駅で、日田彦山線の起点でもある城野に到着。ここで特急の通過待ちと、日豊本線の普通列車を先に行かせるために10分停車。日田彦山線の乗客はほとんど日豊本線に乗り換えていましたが、私は小倉まで気動車の旅を味わいます。

 

 

 

そして日も暮れた18時16分に小倉に到着。やっぱり国鉄形気動車の旅はいいですね。

 

 

 

新幹線ホームに行くと、チャチャタウンの観覧車が見え、何度も小倉には来てるのに意識して見たのは今回が初(笑)

 

 

 

晩御飯を買い込みまして、18時53分発の山陽新幹線「のぞみ62号」東京行に乗ります。

 

 

 

私の乗った先頭の16号車の乗客は5人だけでした。小倉を出ると停車駅が広島、岡山、姫路とかなりの速達列車で、寝てしまうと大変だと思いつつも、晩御飯を食べると眠気が・・・。気が付くと岡山付近でした。

 

 

 

姫路には20時36分着。まだコロナ禍でしたので、姫路駅のホームも閑散・・・。

 

 

 

そして姫路からは5分の接続で、新快速の野洲行に乗り換え。

 

 

 

西明石には21時1分の到着で、今回の行程は全て終了であります。

 

 

 

今回の旅は秋の乗り放題パスと、GO TO キャンペーンの新幹線とホテルのセットを組み合わせての九州旅でした。乗ったことある路線ばかりでしたが、日田彦山線の代行バスや、船も使い、乗車・下車ともに初めての駅もあって、かなりバラエティに富んだものになりました。

しかし日田彦山線は不通区間がBRT化されることになり、鉄道での復旧は叶わないことや、ここ最近の異常気象による災害でローカル線が、コロナ禍でさらに岐路に立たされるということに直面し、楽しい反面鉄道の現実も見えた旅となりました。

 

おわり。