鉄道開設以来のものをテーマに、駅や橋などのブログを書いてきたが、そろそろタネ切れになってきた。

そこでふと気づいたのが、烏山線の鬼殺し踏切。

インパクトのある名称にもかかわらず、命名の由来は分からないらしい。

烏山線が開通したのが大正12年。

昭和の時代にはこの踏切設置のいきさつを知る人は、まだおおぜい存命していたはずなのだが。

さすがにいくつかの俗説はあるらしいが、公的には不明となっている。

いつ設置されたのかの確かな裏付けはないが、踏切に幅員1,9Mの表示がある。

渡った先は細い山道で、更に行くと家が数軒見えるが、車社会の今、日常的には数百メートル離れた隣の踏切を通っているのだろう。

隣の踏切ができたことで、細く曲がりくねった山道のこの踏切はあまり使われなくなったと考えれば、鉄道開設以来の踏切という気がするのだが。