今日はNゲージ鉄道模型、KATOの飯田線旧国車両の話です。実に色々ありましたが😅、ようやく運転開始です。電車編成なのに何でDCCで3重連運転をやるのか?を中心に書いてみたいと思います。ちょっと手直しも入りました。
いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。
40年前の夏、1度だけ実物を見ることが出来た飯田線の旧型国電↓、当時の姿を再現しよう..から始まったもののなかなか思い通りにならず、増車や改造など実に色々と弄った結果旅客車は2両編成×3本になりました😁。顔つきやパンタの位置など個性豊か、色々な形式が混ざります。
3編成それぞれ別にDCCアドレスを設定しています。一番上、DCC; 5409と書いたのが設定したアドレス、クハ68414+クモハ54009編成といった具合です。クモハの車番を連想できるアドレスに統一しました。ライト制御はクモハをF0(テンキーの0)、クハなど連結相手をF3でOn/Off出来るよう設定しています。KATO 10-1350,1351をベースに色々弄った6両です。
荷物車両は10-1182の2両、こちらも1両づつDCCアドレス付番、計8両にDCCアドレスが5種類という他の電車には見られないバラエティーになっています😁。また、5008(クモハ50008+クハ68403)と8303(クモニ83103)はモーターが無いのにDCCアドレス付番 他にはないパターンと思います。何でか?というと...
様々な組み合わせで運転できるようにするためです。写真は5008+6104+1325編成の3重連運転 豊橋で1度だけ見た実車に近いと思われます。クモハ50008+クハ68403+クモハ61004+クハユニ56002+クモニ13025の5両です。モーター車の総括制御運転、編成端のライト制御(中間車はOff)を行うためDCC上は3重連 という扱いになります。
DCCのMUという機能を使用、1アドレスに他のアドレスを”載せ”て行くと同じ動きをするという総括制御運転機能です。1325アドレスに6104、5008のアドレスを載せる形で運転します。何でクモニに載せるの?なんですが..
DCCライト制御機能の違いです。旅客車は1系統、写真先頭のクモハ50008などは進行方向を切換えればヘッド/テールライトが切換ります。MUで”載せた”アドレスはMU解除しないとOn/Off操作が効かなくなってしまうので予めOn/Offを設定してからMU設定を行います。
一方クモニは1両単位なのでヘッドライトF0,テールライトF1(奥),F3(手前)の3系統です。なので進行方向を変える際は動画のようにF0(ヘッドライトOn)→F3(テールライトOff)と操作しないと切換りません。なので荷物車両を他のアドレスに載せてしまうと切換が出来ず、不便なんです。モーターを持たないクモニ83もDCC総括制御運転時は”親”になります😁。荷物車を連結しない編成は制約ありません。こんな感じで色々な組み合わせの編成運転を楽しめます。
ところが一部問題があって..写真左、クモハ50008のMU載せ設定がなかなか上手く行かなかったんです😅。車両アドレスの相性が悪い??(バグなのか分かりませんが以前経験があります)と思いアドレスを変えてみてもダメ、設定しても総括制御状態にならずライト制御が連動しない現象でした。
この車両は非モーター車で唯一贅沢にDN163K0aを使っていました。床下機器配置の関係でこうなったんですが確か矢印、モーター出力端子に抵抗など負荷がかかっていないと誤作動を起こすことがある旨、どっかに書いてあったと思います。これが原因か~??負荷(抵抗等)を付ける場所も厳しそうだし..
そこでDCC基板を他車と同じ矢印のFL-12に交換、以下記事(写真3枚目)↓とやり方は同じですが、ライトユニットを短くカットし、DCC基板をより左側に付けられるよう工夫しました。
FL-12を使えなかったのは右のタンク表現の位置に穴をあけなきゃいけなかったから ですが、左に寄せることで穴の位置が矢印部、床下機器の無い位置に出来ました。ここにFL-12基板のICチップを収めることで座席パーツの浮き上がりを抑制しています。この手があったか~😁。MU設定が上手く行かない不具合も解決しました。
クモニ13でやっていい感じだった自作運番表示、旅客車には製品に作り付けらていたんですが、カットして全て同じように自作に切換えました。運番表示がより窓に近づいて見えるようになります。
曲面ガラスの半流線形タイプ車にはガラスパーツに瞬間接着剤固定しました。運転席パーツ側に斜めに付けるのがどうも上手く行かず、変な感じになっちゃったので..😅。写真はクモハ54009です。窓に接着剤がはみ出したらアウトなのでキワドイ作業、半流タイプ車だけにしました。以前両面テープでは上手く行きませんでしたが瞬接はしっかりくっ付いて、組む時にズレたり はありませんでした。
随分長くなっちゃいましたが、これで一旦整備完結です😁。今回は自分で見ることが出来た姿に近い5008+6104+1325編成での運転ですが..
色々な組み合わせを楽しめると思います。
(2024/9改変 飯田線旧国に関する記事は以下↓”弄りまくり車両Index"記事として纏めました。)
同形式なんだからクモハ50002を50008化すりゃいいや と思っていたのが全然考えが甘かった..😅からドツボにハマった感のある飯田線旧国、1両づつバラエティー豊富で改造やらDCC化の苦労やら..随分色々やりました~😁。やり応えありましたが、何だかんだ楽しめたかな?と思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。