500系の元W1編成 521-1。
京都鉄道博物館では来年1月29日迄の期間限定で、500TYPE EVA-02(EVA弐号機)仕様のラッピングが施されています。
2015(平成27)年から2018(平成30)年まで山陽新幹線で運行されていた500 TYPE EVA(EVA初号機)に、もし500 TYPE EVAに2号機が存在したら?という声から誕生したそうです。
エヴァ弐号機はそもそも1995(平成7)年10月4日から放送開始されたアニメ作品 新世紀エヴァンゲリオンに登場するキャラクターです。
ノストラダムスの予言における1999(平成11)年第7の月に訪れる恐怖の大王来襲がファーストインパクトと仮定し、セカンドインパクトが起きた世界を舞台にしています。
巨大な汎用人型決戦兵器″エヴァンゲリオン″のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵″使徒″との戦いを描く作品でした。
今はハローキティ新幹線となっているW2編成が、エヴァ初号機仕様だった頃の 500Type EVAです。
最初の2ショットは2015(平成27)年に走り始めた頃に広島駅で撮影、次の2ショットは2017(平成29)年に新尾道駅で撮影しています。
初号機なのに、写っていふのが碇シンジではなく、綾波レイなのはどうしても仕方ないところです(笑)
初号機は新世紀エヴァンゲリオンとのコラボレーションでしたが、弐号機は新幹線変形ロボ シンカリオンとのコラボレーション。
原作者も放送局も、監督も出版社も異なるエヴァンゲリオンとシンカリオンがコラボして、シンカリオンにエヴァが登場した回があります。
そしてシンカリオン劇場版には、ゴジラまで登場してのエヴァ共作でしたが、ジェイアール東日本企画・小学館集英社プロダクション・タカラトミーのプロジェクトに庵野秀明氏が共感したことから実現した、奇跡と呼ばれるコラボでした。
シンカリオンに東海道・山陽・九州新幹線が共演するようになった頃、ちょうど500TypeEVAが運行されていたことからの縁でした。
もちろん、シンカリオンでも初号機のパイロットは碇シンジでしたが、この度の弐号機も専属パイロットは、惣流 アスカ ラングレーが務めます。
と言うことで、少しシンカリオンチックな顔立ちになっている、アスカのパネルが500TypeEVA-02の側らへ立っていました。
そして京都鉄道博物館での弐号機ラッピングは、シンカリオンそのものではなくタカラトミーのプラレール「新幹線変形ロボ シンカリオンZ 500 TYPE EVA-02」が、12月10日に発売されることを記念したものです。
ん?ややこしいぞ?と感じるでしょうが、ややこしくていいんです(笑)
京都へ行けば、500系新幹線による実車の500TypeEVA-02が、そこにいるのですから純粋に楽しみましょう。
1階から2階でと、グルグル回りながら360度から、ねちっこくたくさん撮ってしまいました。
EF66形や230形、581系や489系とエヴァが一所に並んで見られるのは、やはり博物館の醍醐味と言ったところでしょう。
ところで、最後になりましたが、最近少し疲労が蓄積してしまい、適応障害もほぼほぼ快癒しているのですが、脳疲労が再発しつつあります。

なので、この土日月のブログの更新はお休みして、まったり過ごすことにしました。
いつも起こし頂くみなさまには申し訳ありませんが、1週間ほど500TypeEVA-02で。
ラストに追加したのは2018年の記事からの再掲載で、ハローキティ新幹線デビュー前にミラー反転させて色づけしてみた、京都鉄道博物館の500系新幹線です。