加工作業中の仕掛品車両を改めて数えてみると30両ほどあり、その中で湘南色に塗装する車両が少なくとも7両ありました。

 

左側から、クハ85-100番台,クモユ141,モハ164-500番台,113系用グリーン車の4両です。

 

継ぎ目の補修作業が終わり、湘南色塗装に着手出来るのは、左端のクハ85-100番台です。

黄かん色の塗装をするため、マスキングテープを貼り終えました。

 

サハ87-300番台のボディに、クハ85-300番台(元、サロ85-300番台の改造車)の前面を切り継いだ結果、塗り分け高さが異なっています。クハ85-100番台では、サハ87-300番台に合わせた塗分け高さで塗り直すことになります。

 

もう1両は、モハ164-500番台です。

切り継いだ際の隙間が大きく目立ちますので、パテ埋めして平滑な面に仕上げれば、継ぎ目部分だけの再塗装で対処できそうです。

 

同一メーカー(KATO製)でも、車種・生産ロットにより湘南色は微妙に異なっています。

 

そこで、GM製の黄かん色(No.3)と、F MODELS製(製造はガイアノーツ)の黄かん色(No.14)を準備しました。

 

厚さ1mmのプラ板小片を塗料瓶に数回挿し込んで、色見本板を作りました。

明るい色(左側)がGM製の塗料、暗い色(右側)がF MODELS製の塗料です。何れの色も車両の元の塗装色とは異なるため、そのままでは使用できません。元の塗装色、または連結する車両の色に、合わせて調色した塗料で塗装する必要があり、結構手間が掛かりそうです。

 

先ずは、クハ85-100番台から塗装することにします。(続く)

 

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