皆様こんばんは、備前国鉄道です。
 

 

今年7月にアップしたこちらの記事、覚えておられるでしょうか?

 

普段は主に山陰地方で運行されている観光列車「あめつち」が鳥取駅から因美線を通って津山駅まで特別に乗り入れた時のものです。

 

先週の木曜日に投稿した津山線 牧山駅近くにあるひまわり畑を訪れたのは、臨時あめつちの撮影へ向かう道中のことでした。

 

今日は無事にあめつちを見送った後のお話です。

 

 
津山~東津山間であめつちを撮影後、徒歩で津山駅に戻って来ました。
 
これから乗るのはJR姫新線。
 
その名の通り、姫路と新見を結んでいる非電化のローカル線です。
 
 
全長158.1kmのうち東津山~新見間74.4kmは過去に乗車したことがありましたので、残る東側半分 東津山~姫時間83.7kmを制覇します。
 
津山駅から乗り込んだのは14:33発の佐用行きワンマンカー。
 
中国山地各線でお馴染みのキハ120による運行です。
 
因美線が分岐する東津山駅を経て、岡山県勝央町の中心駅である勝間田駅や、湯郷温泉に近い林野駅などに停車。
 
美作台地の谷間を抜けるようなルートなので、既出の因美線のような山岳路線の雰囲気はほとんどなく、比較的平坦な区間を進んでいきます。
 
 
津山を出てからおよそ30分で美作市東部に位置する美作江見駅に到着。
 
因美線の美作滝尾駅が「男はつらいよ」のロケ地としてあまりに有名なのでこちらは影が薄いですが、NHKのドラマや第一生命のテレビCM等の撮影地に選ばれたことのある木造駅舎が現役の駅です。
 
列車の行き違いもなかったのですぐに発車。
 
駅舎を見に降りる時間はありませんでした。
 
 
ただでさえ本数が少ない姫新線ですが、美作江見で一部の列車が折り返すため、ここから兵庫県の上月駅に至るまでの区間はより少なく、1日9往復しか列車が走りません(そのうち2往復は快速)。
 
 
江見から上月までは20分弱。
 
途中 美作土居~上月間にある万ノ峠トンネルで県境を越え、15:23に兵庫県佐用町にある上月に到着。
 
そのままもう1駅進むと終点の佐用駅に着きます。
 
 
姫新線は当駅または隣の上月駅で運行系統が分離されており、岡山県側から乗り入れる列車の最東端は当駅になります。
 
 
智頭急行線と接続する駅で、京都と倉吉を結ぶ特急「スーパーはくと」、岡山と鳥取を結ぶ特急「スーパーいなば」を含む全ての列車が停まります。
 
30分ほどの乗り換え待ちの間に智頭線の普通列車が上下各1本、京都行きのはくとが1本出て行きました。
 
この日はJRの青春18切符を使って旅行していましたので、智頭急行線のホームへの立ち入りについては駅員さんに許可を頂いた上でさせていただきました。
 
 
山間にある小さな町の駅ですが、運が良ければこのような豪華な3列車の並びも見ることができるようです。
 
智頭線も今のところ乗る機会に恵まれず・・・
 
また時間がある時に訪問したいですね。
 
 
引き続き姫路方面を目指します。