今週の上村厩舎の出走馬の結果です(2022年11月5日、11月6日)。
阪神 (土) 7R 3歳上1勝クラス ミセスバローズ (55.0) 池添 5着
阪神 (土) 9R 蛍池特別 ジュリアバローズ (55.0) 福永 3着
阪神 (日) 1R 2歳未勝利 ドゥラリアル (55.0) 岩田康 1着
阪神 (日) 2R 2歳未勝利 アームズレイン (55.0) 横山武 1着
阪神 (日) 11R みやこS(G3) ウィリアムバローズ (56.0) 横山武 14着
今週は2歳馬2頭が勝ち上がりましたが、一番期待していたウィリアムバローズが惨敗でした…。
ミセスバローズは出遅れて後方からになりましたが、却って良かったかもしれません。内を上手く立ち回り、直線はグイグイと追い上げて掲示板を確保しました。2勝クラスを勝ち上がるには、展開待ちにはなりますが今回のようなレースに徹した方がいいかもしれません。
ジュリアバローズは折り合いに気遣ったのか最後方になってしまい、上がり最速の脚で追い上げるも4コーナーで外に膨れてしまい、しかも前残りで展開も向かず3着止まりでした。モヤッとしたレースぶりでしたが、2勝クラスですと2000mでも問題なさそうな走りでした。次走は順当に勝ち上がれるでしょう。
ドゥラリアルはイリデの仔らしくスタートはイマイチでしたが、2コーナーから向こう正面でハナを奪うと、今回は後続を寄せ付けず圧勝でした。今回も鞍上の好判断でした。まだ遊びながら走っているので、先々もっと上まで行けそうです。
アームズレインは逃げた1番人気馬をピッタリとマークし、直線で先頭に立つと後続も退けて未勝利勝ちを収めました。1200mより1400mの方が合っている感じでしたし、スタートの芝でもいい走りをしていたので、今後は芝を試してみるのも面白そうです。
そして、みやこステークスのウィリアムバローズはひと息のスタートでしたが、二の脚でハナを奪いました。うまくペースを落としたように見えましたが、後続にピッタリと付けられ息が入らない展開になり、直線に入って先頭をキープしたものの残り1ハロンで止まってしまい、14着大敗に終わりました。敗因は展開なのか阪神コースなのか分かりませんが、逃げる場合はもっと後続を引き離した方がいいかもしれません。まぁ、まだダートでは若手の4歳ですし、強い相手との対戦を経験してどんどん強くなっていってほしいです。長い目で楽しみにしています。
(参照:JRAホームページ)