名阪の移動なに使う!? | よしひろ よしちゃん 鉄道写真館

よしひろ よしちゃん 鉄道写真館

よしひろよしちゃんをご利用いただきありがとうございます。不定期で私が撮影した写真を投稿します。

みなさんこんにちは!よしひろよしちゃんです。 

最近当サイトでは近鉄(近畿日本鉄道)を多くご紹介しています。予想以上にたくさんの方にご覧いただき嬉しいです。ありがとうございます!

ということで今回はJRと近鉄を名阪間(大阪〜名古屋間)で利用し安さや快適性を見ていきます。

●名阪間を速達で行くには!?

★東海道新幹線
もう皆さんお分かりでしょう。
もちろん東海道新幹線です。

新大阪駅・大阪駅〜名古屋駅間を
のぞみで所要時間は約50分。
料金は乗車券が3410円で、のぞみ指定席料金が3270円の計6680円であります。

東海道新幹線は速達便のぞみ号、準速達便のひかり号そして各駅に停車するこだま号があります。

速達便のぞみ号の指定席を利用する場合は速達料金として、ひかり号及びこだま号より割増となります。

なお、新幹線自由席特急を購入しのぞみ号に乗車する場合には割増料金は徴収されません。

そのため新幹線特急券には、このような印字があります。

★新幹線自由席特急券/新幹線特定特急券
不思議な表記ですよね。
以前に特急券の仕組みについてご紹介しました。


指定席料金と自由席料金は下記の式にて計算されています。

特急料金−座席指定料金=自由席特急料金

のぞみ号(指定席)は割増料金であるため、のぞみ自由席特急券という切符があっても良さそうですが自由席利用客が、のぞみ号に乗ったのか。ひかり号またはこだま号に乗ったのか判断するのが難しいことなどから、のぞみ号に乗っても、ひかり号及びこだま号と自由席特急料金は同じになっているので、切符には新幹線特定特急券と記載があるのです。

新大阪駅・大阪駅〜名古屋駅間を
ひかり号で所要時間は約70分。
料金は乗車券が3410円で、指定席料金が3060円の計6470円であります。

なお自由席料金(のぞみ号含む)が2880円の計5940円であります。

同じのぞみ号でも指定席が6680円で自由席が5940円と差額740円にもなるんです。

指定席に乗るか。自由席に乗るか。
その人次第といったとこでしょうか。
新大阪駅から名古屋駅であれば新大阪発の便がたくさん設定されているので、とりあえずホームに早く行き並べば座れるでしょう。

しかしそれ以外の駅では、既に乗客がいっぱいということもあるでしょう。

事前に旅行する計画があるのなら、企画乗車券を探し安く乗るという方法もあります。


※写真はイメージ

★早得きっぷ


★スマートEXサービス


★eきっぷ



★新幹線回数券

JR時刻表のお得な切符一覧やJR各社のHPなどから自分に合った切符を探します。

企画乗車券のほかに旅行会社から販売される契約乗車票というものがあります。

代表的な商品はJR東海ツアーズが販売する。ぷらっとこだまではないでしょうか。

以前にもご紹介したくさんの方にご覧いただきました。

ぷらっとこだまの利用で
新大阪駅・大阪駅〜名古屋駅間の所要時間は約70分。
料金は乗車券と指定席料金込みで計4600円であります。

新幹線自由席特急券の利用で計5940円でしたから、座席指定付きなのに1340円もお得な商品です。

しかし以前にも触れました。ぷらっとこだまはJR東海ツアーズ(旅行代理店)の旅行商品で普通乗車券ではなく契約乗車票と呼ばれるもので通常のJRで定められた乗車券や料金券のルールが全く適応されません。

そのため券面に記載されている列車に乗り遅れた際に、救済措置がなく紙切れになってしまうほか数日前のキャンセル料が高い。また購入後は列車の変更ができないなどデメリットもたくさんあります。

ですので時間がはっきりと決まっていない旅行では、あまりおすすめできません。

ぷらっとこだまの予約方法は、JR東海ツアーズの店舗に行く方法とJR東海ツアーズのネットから予約する方法があります。

前回は店舗購入をしたので今回はネット購入をしてみます。

①JR東海ツアーズのHPから予約
乗車日時を選択し個人情報を入力すれば予約完了です。

②JR東海ツアーズまたはJR東海の指定席券売機に行く
❶にて購入が終わると認証コードと番号が表示されるので、それを持ってJR東海ツアーズまたはJR東海の指定席券売機に行き乗車票を発行します。

この作業は乗車当日でも前日以前でも大丈夫ですが当日窓口や券売機が混んでいたり、通信トラブルなどがあるかもしれないので前日までに発券するのも一つ選択肢ですが一度発行しキャンセルとなるとキャンセル料と別に自己負担で乗車票をJR東海ツアーズに送付しないといけなくなるため、そのときの状況に応じて考えることをお勧めします。




★ぷらっとこだま 乗車票
今回はJR東海ツアーズの窓口に行き発券しました。パッと見た感じ普通のJR切符と何ら変わりないように見えますが、よく見ると海契と記載があるほか切符全体にぎっしりと注意書きがあり普通切符ではないとわかります。

発券枚数は乗車票とドリンク引換券のわずか2枚です。以前にJR東海ツアーズ店舗で発券した際は注意事項など説明を聞き乗車票や旅行条件書など10枚程度封筒に入れて持って帰った記憶がありますが、説明や条件書などはJR東海ツアーズのHPに記載されており紙媒体では省略されるのでネット購入は便利ですね。

ネット購入なら出発日前日の22時まで可能ですが人気商品なので、早いタイミングで売り切れるので、予約は早めにする必要があります。



★東海道本線(在来線)
そして新幹線を使わず在来線の普通列車を乗り継いで行くという方法もあります。

新大阪駅・大阪駅〜名古屋駅間の所要時間は約3時間程度。
料金は乗車券のみで計3410円であります。

このほか青春18切符シーズンであれば、もっと安く行けます。なお18切符は5回綴ですが金券ショップで探せば1回分が販売されていることもあります。





★JR大垣駅
値段は3410円とお安いですが、着席が必ずできるわけではなく。また乗り換えも多くなります。特に岐阜県の大垣駅は乗継列車が対面乗換できないことが多く、乗換には階段などを使う必要があります。特に青春18切符シーズンは利用者が多く椅子取りゲームになり、乗換が困難なことから大垣ダッシュなんて言葉も存在します。気になった方は調べてみてくださいね笑


★近鉄名阪特急
大阪難波駅〜近鉄名古屋駅間を
ひのとり号で所要時間は約130分。
料金は乗車券が2410円で、指定料金が1930円そしてレギュラー席(特別席料金)が200円の計4540円であります。

個人的には、これが一番おすすめです。

料金は4540円とぷらっとこだまより40円高く所要時間も2倍以上かかりますが、直前に切符を購入してもこの料金で移動ができるのです。また新幹線は大阪側、新大阪駅と少し中心部から離れた位置になりますが、近鉄線であれば大阪難波・大阪上本町・鶴橋(大阪環状線乗換駅)と中心部を通るため新大阪駅から乗換をして地下鉄に乗り大阪の中心部へ向かうには混雑する列車に乗らないといけないほか、この移動に結構時間を使うもので負担や時間を考えたら近鉄名阪特急を使う方が便利で安いことも多いのです。


★近鉄80000系電車 ひのとり
2020年3月にデビューした新型特急電車で2時間以上の移動でも疲れないよう工夫した列車となっています。

近鉄特急には甲特急(早い特急)と乙特急(遅い特急)に分けられ、ひのとり号は基本的に甲特急の運用に入り大阪難波駅・近鉄名古屋駅共に毎時0分に出発します。

甲特急の停車駅は大阪難波・大阪上本町・鶴橋・(大和八木)・(白子)・津・近鉄名古屋です。

※()内は一部列車が停車。

かつては名阪ノンストップ特急と呼ばれる特急列車が存在し鶴橋駅〜名古屋駅間は停車しない便がありましたが、現在は津駅に必ず停車するようになっています。

当車両は以前にご紹介しました。伊勢志摩方面へ向かう観光特急しまかぜの成功を受けて開発されたものであります。

つまり輸送人員確保ではなく快適性を向上した特急列車になっています。そのため、ひのとり号には普通席がなくレギュラーシートとプレミアムシートの2種類があります。






★ひのとり プレミアムシート
座席は本革を使用し電動リクライニングになっているほか後部座席の乗客を気にせずに気兼ねなくリクライニングが可能なバックシェルシートが採用されているのが特徴です。先頭車と後方車に2両連結されています。

見た目は東北新幹線や北陸新幹線のグランクラスに似た座席でかなり人気があります。
これだけ豪華なのに特急料金(1930円)から追加料金900円で利用することが可能なのです。



★ひのとり レギュラーシート
レギュラーシートでもバックシェルシートが採用され全席導入されたのは当車両が初なんだとか。特急料金(1930円)から追加料金200円で利用できます。

先程も記載しました。
ひのとり号には普通席がないため必ず特急料金から特別車両料金が必要になりますがJRのグリーン車と違い1000円以上掛からないので気軽に利用でき嬉しいですよね!



★ひのとり カフェスポット
ひのとりはしまかぜと異なり観光需要ではなくビジネス需要なので軽食が取れるスペースはありませんが挽き立てのコーヒーお菓子などの自販機が設置されています。

自販機にはココアやスープのレトルトもありコーヒー以外も楽しめます。お湯は無料です。


★ひのとり 紙コップ


★おしぼり
コーヒーなどを買い近鉄特急名物のお絞りも忘れずに洗面台に行って貰いましょう!


★ひのとり フリースペース
しまかぜやひのとりは先程も記載しました通り、輸送人員確保ではなく快適性を向上した特急列車になっているのです。

一部車両には誰でも利用できるフリースペースがあり、くつろいだりコーヒーを飲んだり使い方は自由です。指定席列車内で自分の座席以外にも座れる空間があるのは、かなり贅沢ですよね!


★近鉄特急ひのとり特急券
今回私はプレミアムシートを利用しました。
プレミアムは2:1座席なので1人席を選べばバックシェルシートがあるので前後左右なにも気にせず快適移動ができるからです。

先程、乗車券と特急券の料金をご紹介し安いと思われた方が多いでしょう。
実はまだ安くすることができるのです。


★近鉄沿線招待乗車証(株主優待乗車証)
株主でなくても金券ショップで入手が可能で相場は2000円前後なので普通乗車券(2410円)を購入するよりお得になります。

また学割など各種割引対象者は割引証を提示することで割引を受けれます。

そして特急券も近鉄HPから予約すると割引またはポイント還元を受けれる場合があります。ぜひ確認してみてください!

ここで疑問に思われた方も多いでしょう。
ひのとりには普通席がありませんでした。
特別車両料金を払わず特急料金のみで利用できないのか?

乙特急(遅い特急)を使うと乗車券2410円と特急料金1930円の計:4340円で利用できます。乙特急なので停車駅が増え2時間20分〜30分と少し所要時間が伸びます。基本的に大阪難波駅・近鉄名古屋駅共に毎時30分に出発します。

★近鉄21000系電車 アーバンライナー


★近鉄21020系電車 アーバンライナー+
使用される車両は主にアーバンライナーとなっています。ひのとりデビューまでは甲特急として活躍していました。

東海道新幹線が開通する1964年までは名阪間は近鉄が有利だったそうですが時代と共に利用客は低迷していき新たな特急列車を開発したのが当車両です。ビジネスマンが快適に利用できるよう座席間隔を広げたほかオーディオサービスを導入しました。

またこれまで近鉄特急は普通席のみでしたが、アーバンライナーから1編成に1両デラックスシートが導入されました。



★アーバンライナー デラックスシート
改造工事を受けているため当初のデラックスシートでは、ありませんが現在も先頭車1両がデラックスシートそれ以外の車両が普通席となっています。


★近鉄特急アーバンライナー特急券
ひのとりがデビューした今は名阪間の移動でデラックスシートを利用することはあまりないでしょうか。あまり値段が変わらないのでせっかくならひのとりに乗りますよね。

ですが近鉄特急の快適性を向上した車両であることは今後も受け継がれていくでしょう。

近鉄沿線は通勤需要と観光需要どちらも重要路線になっている所が多く様々な列車が活躍しています。またJRとの競合区間も多いのが特徴です。奈良県と三重県では近鉄が圧勝しているイメージでしょうか。

そしてもちろん。大阪難波駅から近鉄名古屋駅まで直通列車はありませんが普通列車で行くことも可能です。近鉄ではロングランの普通列車が多いので時間帯によってはJR東海道本線の普通列車を乗り継ぐ回数より少なく行けるでしょう。料金は普通乗車券のみで2410円、所要時間は3時間30分〜4時間程度だそうです。

今回は名阪間の移動手段についてご紹介しました。いかがだったでしょうか?

私は往路は時間変更になることがないので、ぷらっとこだまを利用し復路は時間変更することがあることから、近鉄名阪特急または東海道本線(在来線)を使い名阪移動することが多いです。皆さんはなにを使われますか?

最近マイブームの近鉄は今回、ひのとりとアーバンライナーについてご紹介しました。

●しまかぜ
●ひのとり
●アーバンライナー
●伊勢志摩ライナー
●ビスタカーEX
●サニーカー

これまでに上記の近鉄特急をご紹介しました。このブログを書いているときには、ACE・青の交響曲・さくらライナーに既に乗っているため近日中に皆さまにご紹介できると思います。お楽しみに!

ご覧いただきありがとうございました。
いいね・フォロー・コメント
お待ちしております!